こんにちは。シーナと申します。
最近、ちょっと気になることがありました。
当ブログの人気記事の一つに日食のプレミアムピュアオートミールを紹介した以下があるのですが、
この記事を見ていただいた(と思われる)後に購入された商品として、同じ日食の「オーガニックピュアオートミール」が頻繁に目に付くようになったのです。
私は今も記事内でおすすめとして紹介した「日食 プレミアムピュアオートミール」を定期的に購入して常備しています。
日本人向けに加工されたオートミールは食べやすく(おいしくはありませんよ)調理も簡単で満足しており、特に変更する理由が無かったからです。
ただ、あれ?もしかすると「日食 オーガニックピュアオートミール」の方がよいのかな?と再考するきっかけになりました。
確かに他のメーカーのオートミールとは食べ比べしましたが、同じ日食ブランドのこの2商品は(どうせ同じだろうと思い)食べ比べてはいませんでした。
そんなことを考えていたタイミングで、たまたま(というか無意識のうちに探したのかもしれませんが)少し高級志向のスーパーに「日食 オーガニックピュアオートミール」が置いてあるのを見かけました(1袋で販売)。
これは試すのにちょうどよいと思い、実際に購入して違いを比較して確認してみることにしました。
約2年以上「日食 プレミアムピュアオートミール」を食べてきた私が「日食 オーガニックピュアオートミール」との違いを紹介します。
プレミアムとオーガニックのどちらを購入するか検討中のあなたの参考になれば幸いです。
- はじめに:お約束
- プレミアムとオーガニックピュアオートミールのカタログスペックの違いを比較
- プレミアムとオーガニックピュアオートミールの袋の違いを比較
- プレミアムとオーガニックピュアオートミールの添加物の違いを比較
- プレミアムとオーガニックピュアオートミールの原材料と内容量の違いを比較
- プレミアムとオーガニックピュアオートミールの産地と賞味期限について
- プレミアムとオーガニックピュアオートミールの食物繊維の違いを比較
- プレミアムとオーガニックピュアオートミールの鉄分、ビタミンの違いを比較
- プレミアムとオーガニックピュアオートミールのカロリー、糖質の違いを比較
- プレミアムとオーガニックピュアオートミールの価格の違いを比較
- プレミアムとオーガニックピュアオートミールの見た目や味の違いを比較
- プレミアムとオーガニックピュアオートミルの違いまとめと結論
- 終わりに
- 関連記事です。
はじめに:お約束
味や匂い、食感などの感じ方は個人差があります。
あくまで私シーナの個人的な感想である点にご留意ください。
プレミアムとオーガニックピュアオートミールのカタログスペックの違いを比較
さて、まずはカタログスペック的な違いについて比較、確認しておきたいと思います。
(大切な価格については、定価がないため店舗や時期により大きなばらつきが出てしまうため最後の方で参考程度に紹介します。)
パッケージに記載されている内容にはどのような違いがあるのでしょうか。
基本的に画像は左側がプレミアムピュアオートミール、右側がオーガニックピュアオートミールです。
プレミアムとオーガニックピュアオートミールの袋の違いを比較
どちらも毎日使える便利なチャック付きです。
この点に違いはありません。
チャックは地味に便利ですよ。
自分で保管用の袋等をわざわざ用意しなくて済みますし、缶タイプと違ってゴミ捨ても簡単です。
プレミアムとオーガニックピュアオートミールの添加物の違いを比較
オーガニックの方は、乳児用規格適用食品になっています。
離乳食としても最適なのだとか。
なお、どちらも食品添加物(保存料、着色料)は一切使用していません。
両方ともピュアオートミールです。
乳児用規格適用食品とは
ざっくりと言うと、乳児(ここでは1歳未満と定義されています)が食べても安全な食品です。
つまり、どの年齢の人が食べても安全ということです。
今回は商品名にオーガニックとあるため何となく農薬をイメージしてしまいますが、乳児用規格適用食品における安全とは、農薬ではなく放射性物質になります。
厚生労働省が策定している食品中に含まれる放射性物質の基準値が、乳児用規格適用食品の方が一般食品より低く設定されました。
平成24年(2012年)4月からのことです。
この基準値は一般食品が100ベクレル/kg、乳児用食品は50ベクレル/kgです。
詳しくは厚生労働省の以下のサイトをご覧ください。
日食のピュアオートミールとは
オートミールは、燕麦(えんばく)をフレーク状にしたものです。
燕麦は英語で「Oat」であることからオーツ麦、オートとも言います。
そしてピュアオートミールは、余計な食品添加物を一切加えていない100%オーツ麦なオートミールということです。
原材料であるオーツ麦は豊富な食物繊維、鉄分Fe、ビタミンB1を含んでいます。
プレミアムとオーガニックピュアオートミールの原材料と内容量の違いを比較
原材料はどちらもオーツ麦。
違いは、有機(オーガニック)かどうかだけです。
内容量は、プレミアムピュアオートミールが300g、オーガニックピュアオートミールが260gです。
袋の大きさは同じですが、内容量は40g違います。
有機(オーガニック)とは
農業形態のひとつです。
農薬等を使用しないというのは、なんとなくイメージしていた通りですね。
オーガニックピュアオートミールには、もちろん有機JASマーク(農林水産省が認定)が付いています。
このマークが付いていないとオーガニックとは表示出来ません。
なんて、私も当たり前のように書いていますが、日本では生産者側にも我々消費者側にもまだまだ浸透していないようです。
農林水産省が公開している下記の資料(pdf)によると有機農業に取り組んでいる日本の農家は全体の0.5%程度なのだとか。
プレミアムとオーガニックピュアオートミールの産地と賞味期限について
日食のピュアオートミールの2商品(プレミアムとオーガニック)に使われているオーツ麦の産地は4種類あります。
AUSならオーストラリア、CANがカナダ、USAがアメリカ、そしてFINがフィンランドです。
賞味期限の欄に記載があります。
これはフィンランド産ですね。
今回食べ比べしているプレミアムピュアオートミールも同じフィンランド産でした。
オーガニックかどうかと原料原産国には関係はないようです。
(日食の公式サイトによると原料原産国が変わる事によって味や食感が若干変わる場合はあるようです。)
賞味期限はどちらの商品も購入時点で残り約11ヶ月ぐらいありました。
公式には製造より1年間(365日)あります。
プレミアムとオーガニックピュアオートミールの食物繊維の違いを比較
どちらも豊富な食物繊維を含んでいます。
精白米の約20倍、玄米の約3.5倍で違いはありません。
プレミアムとオーガニックピュアオートミールの鉄分、ビタミンの違いを比較
どちらも鉄分Fe、ビタミンB1を含んでいます。
含有量について、次でより詳しく見てみます。
プレミアムとオーガニックピュアオートミールのカロリー、糖質の違いを比較
それぞれの商品の栄養成分表示です。
いかがでしょうか。
パッと見はほとんど同じですね。
以下、表にして(糖質制限的に)優れている方に色を付けてみました。
スマホで見切れてしまう場合は、スマホを横向きにして見てください。
※それぞれ30g当りの数値です。
こうしてみるとオーガニックの方が優れている項目が多いですね。
日本人に不足しがちなカルシウムと鉄分はオーガニック、皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンB1はプレミアムの方に多く含まれています。
他の項目は同じか、違いがあってもほぼ誤差です。
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プレミアムとオーガニックピュアオートミールの価格の違いを比較
さて、ここまで大切な価格について触れてきませんでした。
というのも価格は店舗や時期によって結構大きく変わるからです。
定価があればよかったのですが、私が確認する限り分かりませんでした。
そのため、あくまで2019年9月現在のとあるネットショップの場合ということでお願いします。
※送料は別途かかります。
プレミアムピュアオートミール 300gは、税込399円。
オーガニックピュアオートミール 260gは、税込376円。
ほぼ同じですね。
内容量を考慮するとプレミアムピュアオートミールの方が若干お得になります。
纏め買いをすればするほど差は大きくなります。
でも、2019年9月現在のAmazon(2,000円以上は送料無料)では以下でした。
プレミアムピュアオートミール 300g×4袋が税込2,047円。
(2018年8月頃と比べるとワンコインぐらい値上がりしていますね。)
オーガニックピュアオートミール 260g×4袋が税込1,388円(8%割引状態。元は1,512円)に送料400円が掛かって税込1,788円。
内容量に160g差がありますが、何かのついでに購入するなどして送料が無ければオーガニックピュアオートミールの方がよいですね。
(だから最近は「オーガニックピュアオートミール」の方が選ばれていたのかもしれません。)
逆に割引状態が無くなって、送料が掛かれば、プレミアムピュアオートミール の方がお得です。
私が購入を検討した2017年当時は明らかにプレミアムピュアオートミールの方がお得だったような記憶があった(そのためプレミアムを購入した)のですが、現在はそうでもないですね。
このように店舗や時期によって価格は結構違います。
あなたが購入するときも最新の価格で比べてください。
プレミアムピュアオートミールは以下から確認出来ます。
オーガニックピュアオートミールは以下から確認出来ます。
ただ、初めてオートミールを購入する場合、栄養成分がいくらよくても(正直、mg単位の違いは実感できないですからね)、値段がそれほど違わないなら、やはり食べやすい方がよいと思いますよね。
分かります。
ということで、いよいよ味や匂いの違いについて紹介します。
プレミアムとオーガニックピュアオートミールの見た目や味の違いを比較
さて、ここまでは数値の比較でしたから違いも分かりやすかったと思います。
でも見た目や匂い、味、食感などの感じ方は人それぞれ。
私がおいしいと思ってもあなたにとっては違うかもしれません。
逆もあることでしょう。
ということで、しっかりと保険を掛けた上で、その辺を再度ご理解いただいた上で、見た目や味の違いについて紹介します。
鋭いあなたは何となく結果の予想は出来ていると思いますが、まず見た目です。
出来るだけ同じ光の状態にして撮っています。
いかがでしょうか。
同じです。
まったく違いが分かりません。
あれこれしながらお皿を移動させたらどっちがどっちか分からなくなって2回ほど写真を撮りなおしています。
匂いや手触りも同じです。
強いて言えば、オーガニックの方が若干匂いが弱いかもしれないと言うことにやぶさかではない気がするかもしれないと思うこともあるかもしれません。
まあ、要するに同じです。
少なくとも私にはさっぱり違いが分かりません。
次は味についてです。
もうお分かりとは思いますが、一応続きます。
正直、オートミール自体はおいしいものではありませんから、味付けしたり、何かに混ぜたりすることが前提となります。
従ってお湯で戻しただけの状態で食べ比べることにあまり意味はありませんよね。
それを踏まえると。
完全に同じです。
どちらがより食べやすいということは全くありませんでした。
一応、お湯で戻しただけの状態でも食べ比べてみましたが、私には違いは分かりませんでした。
(今回食べ比べたものはどちらもフィンランド産でした。産地がそれぞれ違うと違いはあるのかもしれません。)
どちらも癖のない(味もあまりない)日本人も食べやすい味でした。
写真も撮ったのですが、決して見た目がよいものでもありませんから省略します。
お湯で戻した場合は、お粥みたいなものです。
超時短の調理方法やおすすめの食べ方は、以下の記事で紹介しています。
一応ですが、チーズケーキの違いは分かる人間です。
低糖質な麦芽コーヒーの違いも分かります。
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プレミアムとオーガニックピュアオートミルの違いまとめと結論
さて、味や匂いについてはどちらも同じでした。
どちらを選んでも食べやすさは変わらないでしょう。
従って、その他の要因で選んでいただいて大丈夫ということになります。
栄養成分や安心面では、オーガニックピュアオートミールの方がよいですね。
1袋当り40gほど内容量が少ないですが、2019年9月現在はコスパの面でも一概にプレミアムピュアオートミールがよいとは言いにくい結果でした。
従って、あなたが購入する時の価格次第とはなりますが、お値段がそれほど違わないなら「オーガニックピュアオートミール」を選んでよいと思います。
もしも乳児の離乳食用として検討されていたり、妊婦であるのであれば、オーガニックピュアオートミール1択でしょう。
別にプレミアムピュアオートミールが安全ではないということではありません。念のため。
オーガニックピュアオートミールは以下から確認出来ます。
プレミアムピュアオートミールは以下から確認出来ます。
終わりに
あなたの商品選択の参考になれば幸いです。
私も今度纏め買いするときは、履歴から再度購入ではなく、きちんと最新の価格をチェックすることにします。
それでは、また。
関連記事です。
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