こんにちは。シーナと申します。
日商簿記検定試験、定点観測シリーズです。
2020年2月23日(日)は、日商簿記検定試験の試験日でした。
午前に簿記3級、午後には簿記2級がありました。
東京は快晴で前日の春一番もまあ落ち着き、行楽日和ならぬ試験日和(^^でしたね。
しかし、今回は新型コロナウイルスが流行?中という特殊な状況でした。
新型コロナウイルスの影響から簿記試験は開催するのか不安に思われた方も多いのではないでしょうか。
結局、予定通り開催された訳ですが、感染のリスクを考えながら試験に臨まなくてはならなかった方々は、本当にお疲れ様でした。
私は腰をやってしまい勉強を中断したとはいえ。
まだ、一応は日商簿記2級の受験を目指している(という気持ちだけは持っている)ため、本日は気になっていました。
当ブログへのアクセスもこれまでと同様に数日前から本日9時まですごいことになっていました。
特に試験直前まで見ていただいていた方には、ぜひ合格していて欲しいです。
少しでも当ブログの記事が何かのお役に立っていればよいのですが・・・・・・。
- 日商簿記3級第154回の解答速報について
- 日商簿記2級第154回の解答速報について
- 大手予備校の解答速報
- 最後の仕上げに過去問題集(簿記3級用)のすすめ
- 日商簿記3級は独学で取得できるのか?
- 終わりに
- おすすめ記事です。
日商簿記3級第154回の解答速報について
日商簿記2級の速報を待つ間、日商簿記3級についても解答速報を観ました。
前回に引き続き、今回からはもう完全に新範囲に移行しています。
今回は、オーソドックスな定番の問題が多かったように思います。
合格率もかなり高い(60%ぐらいある?)のではないでしょうか。
第154回の試験は以下の内容でした。
第1問(20点):仕訳問題(5問)
第2問(8点):仕訳推定
第3問(30点):残高試算表(日付パターン)
第4問(12点):語群選択(理論)
第5問(30点):財務諸表
第2問と第4問が8点と12点の配点ですが。
構成や配点もいつも通りですね。
正直、特にこれと言ってコメントもありません。
強いて言うと、第5問で残存価額(ざんぞんかがく)の「1円」が出てきたというところですね。
実務に即した問題ということでよいのではないでしょうか。
残存価額については、以下の記事で紹介しています。
第2問の仕訳推定で1個10,000円のチョコレートが出たのは季節がらでしょうかね(^^
40個も売れるんですね。
最後に、気を付けたいのは第4問の語群選択ですね。
独学していると意外と基本的な部分(理論)が抜けていたりします。
資本的支出とか、損益法とかですね。
資本的支出については、以下の記事でも触れています。
損益法とは、当期中に生じた収益合計から費用合計を差し引いて当期純利益(または当期純損失)を求める計算方法のことです(第154回試験の問題文より)。
損益計算書に記載する内容ですね。
それと第4問は「番号で答えなさい」とありますから番号で答える必要があります。
語群から語句で答えると間違いになります。
何を当たり前のことを言っているんだと思われると思います。
しかし、意外と本番中は信じられないミスをします。
私は第1問の仕訳問題でやらかしました。
これから挑戦する場合は、落ち着いて問題文をしっかり読んで、何が解答として求められているのか確認してくださいね。
絶対大丈夫と思った時ほど見直しも重要です。
さて、当ブログの記事も新たな試験範囲を踏まえて、
ブラッシュアップ出来ればよいな
と毎回考えてはいます。
リライトや新たな記事も公開出来たらよいな
と毎回考えてはいます。
断言しないことが大人の第1歩ですね。
ようやく商品有高帳について纏めました。
第2問もしくは第4問で出題される「商品有高帳」問題についての解き方の紹介です。
補助簿の選択問題についての解き方の紹介も纏めました。
今回の第4問の語群選択問題も以下を見ておくと解けた問題がありましたね(^^
日商簿記2級第154回の解答速報について
地味に難しい試験だったみたいですね。
最初の印象と問題を解き進めた後の印象が違う試験だったようです。
前回153回のように分かり易い超難問が1つありその他は普通ではなく、全体がちょっとづつ難しいというある意味、たちが悪い感じだったようです。
第153回の時については、以下の記事で紹介しています。
年々、1級に近づくように難易度が上がっている(時代の変化に対応していく試験ですから難しくなっていくというのは仕方がないことだとは思います)という話でしたが、直近は合格率が上がっていました。
第149回:15.6%
第150回:14.7%
第151回:12.7%
第152回:25.4%
第153回:27.1%
超難問が1つあった前回153回の方が前々回の第152回よりも合格率が高かったというのは印象的ですね。
日商簿記2級は、全5問で各問の配点が均一(各20点)です。
やはり全体的な難易度の方が重要ということです。
今回の第154回の合格率はどれぐらいになるのでしょうね。
各社の予想を見ましたが、あくまでちょっとづつ難しいということのようですから合格率は高いのではないかということでした。
合格率について詳しくは商工会議所が公開しているデータを参照してください。www.kentei.ne.jp
さて、今回の中身はどうだったのでしょうか。
工業簿記は結構理解出来た気がしますが、商業簿記がやはり難しいです。
せめて仕訳問題だけでもと挑戦したのですが、仕訳の1問目からいきなり分かりませんでした。
私の場合は単純に勉強不足ですが。
どうやら日商簿記2級では仕訳問題の1問目には意識高い系の難問が出る傾向があるようです。
一番最初にそういう問題は出さないで欲しいですね。
やる気が無くなります。
日商簿記2級は点数の取りやすいものから処理していくという、いわゆる試験向けのテクニックを知っているかどうかはやっぱり重要という話ですね。
最適な解答順などは以下の記事でも紹介しています。
ということで、今回は特にこれ以上は備忘録として残しておくようなことはありませんでした。
それにしてもやはり、工業簿記は重要ですね。
商業簿記の方が時間が掛かる&難しいですから日商簿記2級に合格するには、出題傾向が固まっている工業簿記をまずは完璧にスピーディーに解けるようにする必要があります。
工業簿記の説明は大分理解できるようになってきました。
自分で解けるかどうかは別問題ですが。
時間を見つけて、粛々と工業簿記を勉強していきたいと思います。
結構面白いですよ。
日商簿記2級の概要については、以下の記事で紹介しています。
なお、当ブログのいくつかの記事でも触れていますが、日本商工会議所は、過去の日商簿記試験に対して、出題のねらいや解法のポイントなどを「出題の意図」として、試験結果を踏まえたコメント(受験者の正誤の傾向等)を「講評」として公表しています。
余裕があれば確認してみてもよいと思います。
当事者でなければ読んでいて面白いですよ。
大手予備校の解答速報
※いずれも最新回のみが公開されています。ご注意ください。
どこの予備校でも速報の内容は同じです(違ったら逆に困ります)。
以下は、資格の学校TACのサイトです。
以下は、資格の大原のサイトです。
https://www.o-hara.ac.jp/best/boki/sokuhou/
資格の大原では、3月上旬からですが問題文、解答、解説が無料で貰えるようです。
これから受験する場合はよいですね。
最後の仕上げに過去問題集(簿記3級用)のすすめ
以下の記事で私が実際に使用したおすすめの過去問題集を紹介しています。
おすすめしている理由は、出題範囲から外れた部分が同レベルの出題範囲内の問題に改編されているからです。
単なる過去の問題を纏めただけの問題集ではありません。
単純に昔の出題範囲のままの(つまりこれから受験する回には出題されない)過去問を解くよりも効率的です。
簿記初心者の私でも効率的に勉強することが出来た良書です。
試験の10日前ぐらいから過去問題集に取り組みたいです。
結局、おすすめの過去問題集を解くことが合格への最短ルートだと思います。
日商簿記3級は独学で取得できるのか?
もしもあなたが独学にするか、通信講座を利用するか迷っている場合は、以下の記事を見てみてください。
勉強方法や試験範囲の改定など役立つ情報も一緒に紹介しています。
終わりに
これから簿記を受験するあなたの参考になれば幸いです。
それでは、また。
おすすめ記事です。
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