こんにちは。シーナと申します。
日商簿記検定試験、定点観測シリーズです。
2020年11月15日(日)は、日商簿記検定試験の試験日でした。
午前に簿記3級、午後には簿記2級がありました。
東京は快晴、前日に引き続き暖かい日差しでコロナ禍という状況でなければ絶好の試験日和と言えましたね。
前回、第155回の日商簿記試験はコロナ禍により中止となってしまいましたから、約9ヶ月ぶりの試験となりました。
そして今回もコロナ禍の影響により、主に都市部の商工会議所では密回避のため申込受付可能人数に上限が設定(定員制)され、申込受付可能な地域も仕事場や住まいの近くに限定されたりしていましたね。
そのため試験を受けたいのに受けることが出来なかった方も多いと思います。
まさかこういう状況になるとは、ほんの1年前には思いもしませんでした。
そして無事に試験を受けられた方でも感染リスクの不安と闘いながらの受験となり、これまでよりも大変だったと思います。
本当にお疲れ様でした。
一日も早く終息して欲しいですね。
さて、私は 腰をやってしまい簿記2級の勉強を中断し、ようやく腰の痛みが落ち着いてきたと思ったら、今度は4月に会社で部署異動。
なかなか試験勉強に取り掛かれない状況になっています。
それでもまだ、一応は日商簿記2級の受験を目指している(という気持ちだけは持っている)ため、本日は気になっていました。
当ブログへのアクセスもこれまでと同様に数日前から本日9時まですごいことになっていました。
特に試験直前まで見ていただいていた方には、ぜひ合格していて欲しいです。
少しでも当ブログの記事が何かのお役に立っていればよいのですが・・・・・・。
- 日商簿記3級第156回の解答速報について
- 最後の仕上げに過去問題集(簿記3級用)のすすめ
- 日商簿記3級は独学で取得できるのか?
- 日商簿記2級第156回の解答速報について
- 日商簿記2級は独学よりも通信講座の利用を検討したい
- 今後の簿記試験!簿記2級と3級はネット試験対応になる!!
- 終わりに
- おすすめ記事です。
日商簿記3級第156回の解答速報について
日商簿記2級の速報を待つ間、日商簿記3級についても解答速報を観ました。
もうすっかり完全に新出題範囲に移行しています。
今回は、第2問と第5問がちょっと目新しい問題だったようですね。
その他は基本的な問題でした。
合格率は45%前後とここ数回に比べると若干下がるような感じでしょうか。
第156回の試験は以下の内容でした。
第1問(20点):仕訳問題(5問)
第2問(10点):語群選択(繰越利益剰余金の総勘定元帳)
第3問(30点):合計試算表(日付パターン)
第4問(10点):補助簿の選択、伝票作成
第5問(30点):決算整理後の残高試算表
構成や配点もいつも通りですね。
第5問の決算整理後の残高試算表は、精算表や財務諸表と解き方は同じです。
第2問はまさに新範囲でしたね。
私は大好き配当金関係の問題です(まあ簿記は会社の立場ですから配当金を出す側ですけどね)。
とはいえ、迷ったら仕訳です。
簿記の問題は落ち着いて取り組めば、なんとかなります。
試験本番の雰囲気の中で落ち着いて対応することは意外と難しいのですけどね(^^
本番中は信じられないミスをします。
私は第1問の仕訳問題でやらかしました。
見直しで事なきを得ましたけどね。
これから挑戦する場合は、落ち着いて問題文をしっかり読んで、何が解答として求められているのか確認してください。
絶対大丈夫と思った時ほど見直しは重要です。
さて、当ブログの記事も新たな試験範囲を踏まえて、
ブラッシュアップ出来ればよいな
と毎回考えてはいます。
リライトや新たな記事も公開出来たらよいな
と毎回考えてはいます。
断言しないことが大人の第1歩ですね。
最後の仕上げに過去問題集(簿記3級用)のすすめ
以下の記事で私が実際に使用したおすすめの過去問題集を紹介しています。
おすすめしている理由は、出題範囲から外れた部分が同レベルの出題範囲内の問題に改編されているからです。
単なる過去の問題を纏めただけの問題集ではありません。
単純に昔の出題範囲のままの(つまりこれから受験する回には出題されない)過去問を解くよりも効率的です。
簿記初心者の私でも効率的に勉強することが出来た良書です。
試験の10日前ぐらいから過去問題集に取り組みたいです。
結局、おすすめの過去問題集を解くことが合格への最短ルートだと思います。
日商簿記3級は独学で取得できるのか?
もしもあなたが独学にするか、通信講座を利用するか迷っている場合は、以下の記事を見てみてください。
勉強方法や試験範囲の改定など役立つ情報も一緒に紹介しています。
日商簿記2級第156回の解答速報について
かなり時間が必要になる試験だったみたいですね。
またまた簿記2級がトレンド入りしていました。
なんだかもう恒例になりつつありますけどね。
第2問の有価証券で時間が掛かり、さらに第3問がお馴染み?連結会計ということで、時間との勝負だったようです。
とはいえ、それはいつものことのような気もします。
第151回とか第153回のような意地の悪い超難問というものもなく、試験内容自体は良問だったようですね。
年々、1級に近づくように難易度が上がっている(時代の変化に対応していく試験ですから難しくなっていくというのは仕方がないことだとは思います)という話でしたが、直近は合格率が上がっています。
第149回:15.6%
第150回:14.7%
第151回:12.7%
第152回:25.4%
第153回:27.1%
第154回:28.6%
今回も25%強ぐらいの合格率になるのではないでしょうか。
合格率について詳しくは商工会議所が公開しているデータを参照してください。www.kentei.ne.jp
さて、今回の中身はどうだったのでしょうか。
商業簿記の方はほとんど勉強出来ていませんが、仕訳問題ぐらいは挑戦したいと思い、チャレンジしたのですが。
仕訳問題の問2は、仕入割戻ですから仕入ですね。
仕入割引はトラップ。
私はしっかりと踏みました(^^
いやぁ、難しいですね。
工業簿記の勉強はずいぶん前にしたため忘れているところも多いですが、工業簿記は結構理解出来た気がします。
あくまで気がするだけですけどね。
工業簿記は定番問題ばかりです。
日商簿記2級は点数の取りやすいものから処理していくという、いわゆる試験向けのテクニックを知っているかどうかは重要ですね。
商業簿記の方が時間が掛かる&難しいというのは、もう決まり事です。
ですから日商簿記2級に合格するには、出題傾向が固まっている工業簿記をまずは完璧にスピーディーに解けるようにする必要があります。
最適な解答順などは以下の記事でも紹介しています。
ということで、今回は特にこれ以上は備忘録として残しておくようなことはありませんでした。
日商簿記2級の概要については、以下の記事で紹介しています。
なお、当ブログのいくつかの記事でも触れていますが、日本商工会議所は、過去の日商簿記試験に対して、出題のねらいや解法のポイントなどを「出題の意図」として、試験結果を踏まえたコメント(受験者の正誤の傾向等)を「講評」として公表しています。
余裕があれば確認してみてもよいと思います。
当事者でなければ読んでいて面白いですよ。
日商簿記2級は独学よりも通信講座の利用を検討したい
正直、私は日商簿記2級に関しては、独学は厳しいと感じています。
日商簿記3級とは難易度、ボリューム共に桁違いです。
私のような(株式投資に利用したいという)特殊な例を除いて、通常日商簿記2級を取得する理由は仕事に活かすためと思います。
特に実際に仕事のために資格を取得しようと考えている場合、現場では資格を持っていることよりも基本的な部分、考え方を理解している方が重要視されます。
どうしても独学は理解が不十分なまま抜けが出たりしてしまいますから通信講座を利用して基礎を固めるのが一番効率的と思います。
私シーナの圧倒的なおすすめは、ネットスクール です。
ここが一番コスパがよいです。
私もここを選んでいます。
WEB での学習が基本ですからスマホ学習でスキマ時間を活用出来ます。
もちろん再生速度変更で時間短縮も可能。
音声のみにすることも出来ます。
ちょっとした利便性が、継続できるかどうかを(合格するかしないか)を別けたりするのですよね。
それに日商簿記2級の標準コース(税込40,200円)を申し込むと無料で3級の基本講義も受講することが出来ます。
3級を独学で勉強した人も再度基礎を固めることが出来ます。
教材のクオリティは間違いありませんし、一番重要な講師もネットスクール の代表者である桑原氏が担当しています。
雇われ講師にはない圧倒的な熱量で優しく丁寧に教えてくれますよ。
通信講座での講師の当り外れが気になるあなたは、一度覗いて見てはいかがでしょうか。
おすすめです。
ちなみにネットスクールの日商簿記2級標準コースは、一般教育訓練給付金制度の対象コースとなっています。
一般教育訓練給付金制度とは、簡単に言うと仕事をしている人が所定の手続きをして要件を満たせば、受講料の20%(今回で言えば約8,000円)が国からキャッシュバックされる制度です。
詳しくはネットスクール のサイトに説明があります。
ただ正直なかなか大変な条件です。
実際に利用出来る人(利用しようと思える人)は限られると思いますが、こういう制度もあるということで参考にしてみてください。
今後の簿記試験!簿記2級と3級はネット試験対応になる!!
コロナ禍の影響で人集めて試験をするということが難しくなったことを踏まえて、簿記2級と3級試験は、2020年12月からネット試験が開始される予定となっています。
(詳細は2020年11月下旬に公開されます。)
IT系の資格試験に多い、CBT(Computer Based Testing)方式というものですね。
ネット試験という表現ですが、自宅で試験が可能ということではありません。
テストセンターと呼ばれる指定の会場でパソコンを使って試験を受けるという方式になります。
手書きによる誤字での不正解が無くなりますよ!
現行の年3回の統一試験方式(ペーパー試験)も継続されるようですが、今後はネット試験により年3回に限らず、随時試験を何回でも受験できるようです。
自分の勉強ペースに合わせて試験にチャレンジできるということです。
試験時間も現行の120分から簿記3級は60分、簿記2級は90分と変更になります。
次年度から(2021年6月の試験から)は統一試験方式(ペーパー試験)もネット試験と同じ試験時間に変わります。
当然、これまでとは出題量や出題傾向も変わるでしょうからしばらく様子を見るのもありかもしれませんね。
今まで勉強してきた方は、まずは現行方式の2021年2月の試験を目標にしたほうがよいのかなと思います。
詳しくは、以下の記事で紹介しています。
終わりに
これから簿記を受験するあなたの参考になれば幸いです。
なお、前述の通り、次年度からはネット試験も本格稼働します。
私が簿記2級を受験するときはネット試験にすると思います。
そのため、この定点観測シリーズも次回2021年2月開催分で最後になると思います(もしかすると今回で最後かもしれません)。
意外と人気のシリーズ(アクセスがあるという意味です)だったみたいで残念ではありますが、今後は別の記事でお会いしましょう。
それでは、また。
おすすめ記事です。
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試験が終わったら回転寿司を食べてリフレッシュはいかがですか。
体重に優しくて甘ーいお菓子で気分転換もよいですね。