インサイド シーナ

日々の備忘録(40代男性の場合)

日商簿記2級試験攻略 おすすめの解く順番と時間配分について纏めました

日商簿記2級解く順番と時間配分

こんにちは。シーナと申します。

「日商簿記3級」試験を満点合格した私が、「日商簿記2級」試験に挑戦するため、調べたことや勉強したことを纏めていきたいと考えています。

第2回目である今回は、日商簿記2級試験の各問題を解く順番と時間配分についてです。

試験はテクニックも必要です。

点数が取れるところでは、しっかり取らなければなりません。

これから日商簿記2級に挑戦するあなたの参考になれば幸いです。

日商簿記2級基本戦略の確認

日商簿記2級合格基準

100点満点中、70点以上で合格です。

満点を取れるに越したことはありませんが、別に合格証に点数は記載されません。

満点を目指す必要はないのです。

日商簿記2級では、

工業簿記を制するものが、簿記2級を制する

です。

工業簿記で点数を取れた人は95%合格するというデータもあるようです。

昔とは異なり、最近では出題の難易度から

工業簿記を完璧にして、

商業簿記の各問題で点数を半分以上づつ拾って合格する

という基本戦略が必要です。

要は

工業簿記はお約束が多く点数が取りやすい、

商業簿記は幅が広くて絞り込めない

ということです。

これはいくつもの通信講座の無料講座で同じように説明されていました。

試験のプロ達が言っている訳ですから、素直に従っておきたいですね。

そのため、

出題内容(テーマ)が確定している第4問、第5問を完璧にして、

何が出るか分からず、難易度の幅が広い第2問や第3問は12点以上を目指す、

とよく紹介されています。

簿記3級とは異なり、各問題の配点は20点づつであり配点に差はありません。

いずれも捨てるわけにはいきません。

なお、第1問の仕訳問題は16点以上が目安です。

試験自体の出題内容等については、以下の記事で紹介しています。

www.inside-shiina.com

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おすすめの解く順番

日商簿記2級解く順番

正直、順番に解いていくものと考えていましたが、先人たちのお勧めがあります。

簿記3級でも有効でしたので、簿記2級でも参考にしたいところです。

まずはオーソドックスなタイプです。

第1問 => 第4問 => 第5問 => 第2問 or  第3問

この順番の理由は、

第1問の仕訳問題で緊張を解しつつ、確実に点数を取りたい工業簿記を先に済ませる。

そして残った第2問と第3問は、簡単な方を先にこなし、残りは余った時間で可能な限り解くというものです。

商業簿記の第2問、第3問は時間が掛かることが多いですから先に取り掛かると、点数を取りたい工業簿記の第4問、第5問が時間切れになる可能性があります。

妥当な順番だと思います。

大部分の方にはこちらがお勧めです。

もうひとつは、以下の順番です。

普段文字を手で書き慣れていない、テストも久しぶりに受ける人に検討して欲しいです。

第4問 => 第5問 => 第1問 => 第2問 or  第3問

私は簿記3級を受けた時、最初に第1問の仕訳問題で勘定科目を答案用紙に記入するときに、(特に緊張しているつもりはないのに)なぜか手が震えてしまいました。

答えは分かっているのですが、手が震えて漢字をきれいに書くのに難儀しました。

簿記試験では誤字脱字は間違いになります。

この辺は以下の記事で紹介しています。

日商簿記3級のときの記事ですが、2級でも同じです。

www.inside-shiina.com

後で見直したら、初歩的なミス(商工会議所の講評によると非常によくあるミスとのことでした)をしていて、やはり緊張していたのだと思います。

(幸い見直し中に見つけたので、訂正出来ましたが。)

商工会議所が公開している講評は、以下で確認することが出来ます。

www.kentei.ne.jp

次の問題からはいつの間にか手の震えは治まっていました。

仕訳の集計等で計算用紙に気楽に記入するものを先に済ませてしまったほうが、よかったなと思いました。

緊張していないはずなのに手が震えた方、ちょっと緊張していると思われた方は、先に第4問に取り掛かってもよいかもしれません。

電卓を叩いて、計算用紙に気楽に記入しているうちに集中して緊張もほぐれますよ。

しかし、これまで(受験や昇進試験といった)試験中に手が震えたことはなく、自分でも不思議でした。

自分なりに分析したところでは、久しぶりの(誤字が許されない)筆記試験であること、自発的にかなり真面目に勉強していたこと(落ちた後にもう一度あの時間を過ごすことが出来るのかといった懸念)で、手が震えたのではないかと考えています。

終わってみればよい経験でしたが、試験中は困りました。

おすすめの時間配分

日商簿記2級時間配分

試験時間は120分です。

基本的な解く順番は前述のとおりです。

しかし、より確実なものは、あなたにとって簡単な得点を取りやすいものから先に取り組むということです。

そのため、まず最初に事前準備として、問題用紙と答案用紙をざっと見て、解く順番を決めましょう。

各問について、使える時間は以下の時間を最大として考えておきます。

勉強中から意識しておくことが重要です。

以下は一般的なおすすめの解く順番でのタイムスケジュールです。

時間は解くために使える最大時間です。

これ以上時間が掛かる場合は、途中であっても次の問題に進むことを検討することが必要です。

事前準備:5分

第1問:15分

第4問:20分

第5問:20分

第2問:25分

第3問:30分

見直し:5分

合計:120分

第2問、第3問は逆でも大丈夫です。

大体、どちらかが難しいと片方が易しい(ことが期待される)ようです。

あなたにとって簡単な方を先に短時間で取り組みます。

また、正直、見直しが5分しかないというのは厳しいです。

私は簿記3級でも結構やらかしていましたが、十分な見直し時間が取れたため満点を取ることが出来ました。

実際の試験では普段では信じられないようなミスをします。

ミスはするものという前提で対応する必要があります。

とはいえ、おそらく第1問はなかなか時短は出来ないと思います。

つまり、第4問、第5問をいかに短時間で解くかということが重要になります。 

ということで、まずは工業簿記を勉強します。

補足:日商簿記2級試験の出題範囲改定について

2019年度の試験(第152回)から出題範囲が改定されます。

簿記3級がメインの改定ですが、簿記2級も影響を受けます。

ただし、今回の簿記2級の変更はほとんどありません。

また変更になるのは商業簿記です。工業簿記は変更はありません。

そういう観点でも先に工業簿記を勉強しておく方がよいのです。

第152回以降に受験を考えている場合は、一応認識しておきましょう。

www.kentei.ne.jp

日商簿記2級に関しては、平成29年度、30年度の変更の方が重要でした。

平成29年度以降の追加テーマ

以下が主なところになります。

電子記録債権、電子記録債務

課税所得の算定方法

有価証券の分類と評価

クレジット売掛金

圧縮記帳

リース取引

ソフトウェア(無形固定資産)

役務収益、役務費用

外貨建取引

連結会計

平成30年度以降の追加テーマ

税効果会計

アップストリーム(連結会計)

製造業を営む会社の決算処理

詳しくは公式サイトを確認してみてください。

年度が1年ずれていますが、実際に試験に反映される時期がずれているだけです。

www.kentei.ne.jp

終わりに

あなたの参考になれば幸いです。

 

それでは、また。

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