こんにちは。シーナと申します。
今回は、会社を退職後に国民年金の加入手続きをした際の体験談(口コミ)を紹介します。
国民年金の加入手続きに必要なもの(必要書類)は何か、加入手続きに掛かった時間、実際に手続きをしてみて感じた注意点なども紹介しています。
2023年春のとある日、会社を退職した私の元に退職した会社から特定記録郵便が郵便受けに届いていました。
中身を確認すると退職証明書でした。
そういえば、退職後に必要になる書類の一つとして、退職前に申請していました。
また働く予定ではありますが、それはもう少しだけ先のこと。
そうなると国民年金に加入が必要ですからね。
時間もたっぷりありましたから、早速手続きに行ってみることにしました。
ということで今回は、会社を退職後に国民年金の加入手続きをした際の体験談(口コミ)を紹介します。
国民年金の加入手続きに必要なもの(必要書類)は何か、加入手続きに掛かった時間、実際に手続きをしてみて感じた注意点なども紹介しています。
退職後に国民年金の加入手続きを考えているあなたの参考になれば幸いです。
- 当記事の前提!
- 会社員が退職後に国民年金の加入手続きする際、必要なものは!
- 退職後に国民年金の加入手続きに必要な時間は!
- 退職後に国民年金の加入手続きに行くなら区役所よりも年金事務所がおすすめ!
- 国民年金の加入手続きの際は付加年金も忘れずに!
- 国民年金の保険料納付は、忘れた頃にやって来る!
- 補足:国民年金保険料は前納がお得!
- 国民年金保険料の支払い方法は加入手続きの時期で選択肢が変わる!
- 国民年金保険料の支払いにおすすめのクレジットカードは!
- 参考:国民年金保険料を前納したい!口座振替の手続きは3月中でも間に合う!
- 終わりに
- 関連記事です。
当記事の前提!
都内23区在住の元会社員(40代・独身・単身世帯)が2023年春に自己都合による退職をして、一旦は無職になった際の状況になります。
配偶者がいる場合やあなたの状況により、必要なものや最適なことは異なります。
予めご留意ください。
会社員が退職後に国民年金の加入手続きする際、必要なものは!
国民年金の加入手続きは退職後、退職日の翌日から14日以内に行う必要があります。
会社を退職後、国民年金の加入手続きをする際に必要なもの(必要書類)は以下の通りです。
- 退職証明書(退職年月日が証明出来るもの)
- 本人確認書類
- 個人番号(マイナンバー)を確認出来るもの
- 年金手帳または基礎年金番号通知書
これらはあなたが住んでいる市区町村により若干異なるかもしれません。
「国民年金 加入 退職 ○○」等のキーワード(○○に市区町村名を入れる)で確認してください。
1の退職証明書は勤めていた会社に発行して貰う必要がありますから、退職前に証明書の発行依頼をしておきましょう。
こちらは退職したことを証明する書類ですから、退職日以降にしか発行されません。
そのため退職日の翌日に手元に届くことはおそらくありません。
郵送になると思いますから、数日は掛かると思います。
私の場合は離職票よりも大分早く届きましたね。
なお、後述する窓口での国民年金の加入手続きの後は原本は返却されました(コピーを取られます)から特に自分でコピーを取っておく必要はないと思います。
2の本人確認書類は、運転免許証やマイナンバーカードですね。
3の個人番号が確認出来るものと併せてマイナンバーカードが無難でしょう。
ポイントのためとはいえ、せっかく作ったマイナンバーカードですからね。
利用しないと勿体ありません(^^
4の年金手帳または基礎年金番号通知書は、要するに基礎年金番号が分かるものです。
青色以外の年金手帳の場合は、基礎年金番号通知書になると思います。
年金手帳は会社に預けているケースもあるようです。
私が勤めていた会社でも一時期は預けていたのですが、ある時を境に返却されて、自己保存となっていました。
参考リンク:自分の基礎年金番号の確認方法を教えてください。 - 日本年金機構
これら4つはいずれも手続きに必要な書類ですから、予め探しておきましょう。
特に退職証明書は(もしかすると年金手帳も)会社とやり取りが発生しますから、退職前に申請しておくことをおすすめします。
なお、基礎年金番号通知書の再発行には通常数週間程度掛かるようです。
年金事務所に直接行けば、即日発行して貰える場合もあるようですが、余裕を持って準備したいですね。
参考リンク:年金手帳や基礎年金番号通知書をなくしたのですが、再発行はできますか。 - 日本年金機構
退職後に国民年金の加入手続きに必要な時間は!
必要な書類が揃ったら窓口に手続きをしに行く訳ですが、手続き自体は10分弱で終わりました(待ち時間の方が長いくらいです)。
加入手続きの書類作成は窓口の担当者がしてくれます。
(後述しますが、私は区役所の窓口に行きました。)
前述の通り、退職証明書はコピーを取られて、原本は返却されます。
マイナンバーカードはチラ見、基礎年金番号が一番重要そうでしたね。
私がしたことは窓口の担当者が作成した書類の確認のみ。
非常にあっさりと終わりました。
え?
これで終わり?
というぐらい、あっさりです。
ただ、注意点があります。
何か要望がある場合は、自分から伝えないと対応して貰えません。
言い方が悪いとは思いますが、窓口の担当者は親切ではありません。
あなたの事情を慮って、あれやこれやと親身になって対応してはくれません。
必要なことは自分から伝えないと単に国民年金の加入手続きだけをしてくれて終わりです。
まあ当たり前なのですが(^^
事前にしっかりと準備していきましょう。
退職後に国民年金の加入手続きに行くなら区役所よりも年金事務所がおすすめ!
繰り返しとなりますが、国民年金の加入手続きは退職後、退職日の翌日から14日以内に行う必要があります。
そして加入手続きはあなたが住んでいる市区町村の役所もしくは年金事務所で行います。
郵送でも可能ですが、私は確認したいことがあったため、窓口に行くことにしました。
私は住んでいる区の指定する場所(数か所あり、自宅から一番近いところ)で手続きをしました。
この時はどこで手続きしても同じだと思っていたからです。
実際は違いました。
あなたが窓口に行く場合、もしも近くに年金事務所がある場合は、年金事務所で手続きすることをおすすめします。
というのも、区役所では詳しいことは何も教えてくれないからです。
区役所では単に年金手続きの代行をしているという立ち位置らしく、質問しても(保険料の納付方法について確認したかった)全て年金事務所に電話して聞いてくださいと言われて終わりでした。
初めての経験(というか経験豊富な人も少数だと思いますが)で分からないことが多いため、いろいろ確認したかったのですけどね。
残念。
年金事務所は以下からも探せますよ。
参考リンク:全国の相談・手続き窓口 - 国民年金機構
他にも保険料の免除や納付猶予制度の利用をしたい場合は年金事務所での手続きが必要になります。
そのため、よほど行くのに大変でもない限り、年金事務所に行った方がよいと思いますよ。
国民年金の加入手続きの際は付加年金も忘れずに!
区役所では、付加保険料(付加年金)もこちらから伝えないと手続きしてくれませんでした(まあこれは年金事務所でも同じなのかもしれませんけど)。
繰り返しとなりますが、何も言わないと、本当に国民年金の加入手続きしかしてくれません。
書類の確認のタイミングで、一言担当者に付加年金にも入りたいのですがと伝えたところ、「あ、はい、はい。付加保険料もですかー」と言いつつ、書類にチェックを入れてくれました。
これは危なかったですね。
付加年金とは毎月400円を上乗せして納めることで、将来「200円×付加保険料を納めた月数」を毎年受け取ることが出来る制度です。
つまり、2年以上年金を受け取れば元が取れてしまうお得な制度です。
デメリットはほぼありません(元を取る前に亡くなるケースぐらいですが、それは気にしても仕方ありません)から、国民年金に加入する場合は付加年金も検討することをおすすめします。
残念ながら、遡って付加年金に加入することは出来ません。
注意事項としては、国民年金基金との重複(申し込み)は出来ません。
参考リンク:付加保険料とは、どのようなものですか。 - 国民年金機構
国民年金の保険料納付は、忘れた頃にやって来る!
窓口での手続きは以上で終わりでした。
一番気になる国民年金保険料の納付については、手続きから約1ヶ月半後に日本年金機構から納付書が送付されるようです。
忘れた頃にやって来る訳です。
それと一番の重要ポイントは、前納したい場合は、日本年金機構から納付書が届く前に申請手続きが必要ということです。
この手続きも年金事務所で行う必要があります。
補足:国民年金保険料は前納がお得!
※国民年金機構のサイトより引用
国民年金保険料には前納による割引があります。
前納出来るの期間は6ヶ月、1年、2年のいずれかです。
この前納出来る期間は自分が国民年金に加入した月からの期間ではありません。
特定の期間内の国民年金保険料を前納することになります。
例えば、1年前納なら「4月から翌年3月までの1年度分」です。
そのため、例えば2月に国民年金に加入手続きをして、1年前納を選んだ場合、2~3月分だけは毎月支払う必要があります。
前納の期間が長いほど割引額が大きくなり、2年前納で約1万6千円程度お得になります(年度により数千円程度変動します)。
手持ちのお金に余裕があるのであれば、明らかに2年前納した方がお得です。
ちなみに国民年金保険料は全額が社会保険料控除の対象です。
そして途中で就職した(厚生年金に加入した)場合は前納した分の保険料はちゃんと(手続きは必要ですが)戻ってきます。
安心して前納出来ますよ(^^
国民年金保険料の支払い方法は加入手続きの時期で選択肢が変わる!
支払い方法は納付書、口座振替、クレジットカードがあります。
単純なお得度は口座振替が1番です。
ただし、あなたが国民年金保険料の支払いでもポイント還元が受けられるクレジットカードを持っている場合(還元率は0.5%以上が必要)は、クレジットカード払いが一番お得になります。
従って、特段の理由が無ければ口座振替かクレジットカードでの支払いにしたいわけです。
しかし、口座振替とクレジットカードによる前納の場合、2月末までに申し込みを行う必要があります(10月~翌年3月までの6ヶ月前納の場合は8月末まで)。
そうなんです。
2023年春に手続きをした2年前納をしたい私は、口座振替とクレジットカードを(このタイミングでは)選べないのです。
えー。
私は2年前納が希望ですから、最短で翌年度分からの申込となってしまうとのこと。
しかもこの手続きは年金事務所で行う必要があります。
国民年金の加入手続きと同時に区役所では行えません。
そのため、繰り返しとなりますが、どうせ手続きに行くのであれば、よほど遠くに年金事務所があるのでもない限り、年金事務所に手続きに行くことをおすすめします。
手続きに必要なことを教えてくれますからね。
なお、一度手続きをすれば明示的に変更や停止の手続きをしない限り、次回以降も同じ支払い方法や前納の期間が適用されるそうです。
国民年金保険料の支払いにおすすめのクレジットカードは!
国民年金保険料の支払いは、リクルートカードがおすすめです。
みんな大好き、私も持っている楽天カードは還元率が0.2%になってしまい、意味がありません。
参考リンク:カード利用獲得ポイントの還元率が異なるご利用先|楽天カード
普段使いには優秀なのですけどね。
楽天カードは年会費永年無料でどこで使用しても通常還元率が1%と高還元です。
楽天市場で利用すれば還元率は3%~13%になります。
「楽天ペイ(アプリ決済)」や「Apple Pay」、「Google Pay」にも対応しています。
楽天カードは、還元率の高いクレジットカードとして大人気ですから利用している人も多いですね。
2022年度日本版顧客満足度調査のクレジットカード業種にて14年連続で第1位を獲得しています。
持っておいて損はありませんよ。
参考リンク:年会費永年無料の楽天カード
ということで私は国民年金保険料のためにリクルートカード(JCB)を発行しました。
年会費永年無料で還元率が1.2%もありますから、2年前納すると約4,593ポイント還元されるため、口座振替よりもお得になります。
しかも楽天カードでは還元率が激減してしまう国や地方自治体等に納める支払・各種税金や公共料金、携帯電話・固定電話、新聞購読料等の支払いでも、ちゃんとポイント還元1.2%になります。
対象外については以下に纏まっています。
参考リンク:リクルートカード ポイントの照会・ご利用について|JCBカード
貯まるポイントはリクルートポイントですが、Pontaポイントに等価交換可能ですから使い道に困ることはありません(2024年3月21日からリクルートポイントはAmazon.co.jpでも1ポイント1円として利用できるようになりましたね)。
なお、JCBブランドにした理由は、一番新規入会キャンペーンがお得(最大6,000ポイント)だからです(^^
日本国内で利用する分にはJCBブランドで困ることはまずありませんよ。
特典を最大限ゲットするには携帯料金(NTTdocomo、au、SoftBank、Y!mobile(旧WILLCOM)、Y!mobile(旧EMOBILE))の支払いが必要になるため、人によりハードルは異なりますが、JCBブランドが一番お得であることに変わりありません。
持っておいて損はないクレジットカードの1枚ですね。
発行する際はポイントサイトを経由することをおすすめします。
例えば、高還元率が人気のポイントサイトであるハピタスでは、さらに1,000~3,500円分のポイントが貰えます。
常時開催&報酬固定ではありませんから、必ず事前にチェックしてくださいね。
参考リンク:リクルートカード | ハピタスならポイント還元 | ポイ活ならポイントサイトのハピタス
もしもまだハピタスに登録していない場合、招待リンク経由でハピタス自体に新規登録すると最大1,500円分が追加で貰えます。
※招待リンクを経由しない場合は200円分のみ。
条件は以下の2点。
- 登録月の末日までにハピタス掲載広告を利用して、翌月末までに1,000円以上獲得する
- 会員登録後7日以内にスタンプラリー(アンケート、クイズ、広告利用)達成
ハピタスの登録後にリクルートカードの新規登録をすれば、一番大変な1,000円以上の広告利用がクリアできるため、追加で1,500円分獲得できますよ。
スタンプラリーの広告利用は7日以内であるため、無料ですぐに反映される案件を利用してください(例えば、モナラボとか【ルナルナサイト内】いいねボタンクリック完了とか)。
ハピタスは高還元率のポイントサイトとして人気ですから、この機会に登録してみてもよいと思いますね。
広告利用までの余裕のある月初や月中までの登録がおすすめです。
詳しくはこちら(私の紹介リンクが入っています)。
参考リンク:ハピタスの新規登録キャンペーンはこちら
個人情報のやり取りはありませんから安心して活用してください。
ただし、前述の通り、申込期限が2月末までという注意点があります。
2月末までとは・・・・・・。
聞いてないよー。
まあクレジットカードを発行して後悔はありませんけどね。
次のタイミングでクレジットカード払いを利用する予定ですし、普段は楽天ペイ(還元率1.5%)が使えないケースでの利用をメインに便利に利用出来ていますから。
無職になると審査が通りにくくなるようですから、退職する前にクレジットカードは発行しておいた方がよいですよ。
※現在、週末限定で+2,000ポイントになるキャンペーン開催中です。
参考リンク:【リクルートカード(JCB)】新規入会+利用で最大6,000ポイントプレゼントはこちら
参考:国民年金保険料を前納したい!口座振替の手続きは3月中でも間に合う!
これは私が年金事務所に確認した内容となります。
必ず大丈夫だという保証がある訳ではありませんから、あなたが手続きする際は改めて確認をお願いします。
前述の通り、国民年金保険料を口座振替もしくはクレジットカードで前納したい場合は2月末までに手続きを完了させる必要があります。
これは国民年金保険料を4月に銀行口座やクレジットカード会社から徴収するための手続きを間に合わせるために必要な期間なのだとか。
ただ、口座振替の場合は、自分で銀行の窓口に行き、届出印の確認を済ませたうえで、年金事務所に必要書類を持参すれば3月中でも間に合うそうです。
必要な書類は「国民年金保険料 口座振替納付(変更)申出書 兼 国民年金保険料口座振替依頼書」です。
詳しくは以下を見てください。
参考リンク:口座振替でのお支払い - 国民年金機構
2枚目は銀行に預け、1枚目に銀行の押印を貰い、年金事務所に(1枚目を)提出すれば必要な期間が短縮されるため間に合うのだとか。
なお、この自分で途中まで手続きをする方法は、ゆうちょ銀行では行えないそうです。
ギリギリ間に合いそうな人は参考まで。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
準備は万全だと思っていましたが、いざ手続きしてみると分からないことが多かったです。
私の体験が、これから国民年金の加入手続きをしようと考えているあなたの参考になれば幸いです。
それでは、また。
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