
個人情報が書かれた書類を処分!郵便局の個人向け「書類溶解サービス」を使ってみた!【口コミ】
こんにちは。シーナと申します。
2025年、春。
いい加減貯め込むのも限界だろうということで、個人情報がたくさん詰まった書類の安全な処分を検討しました。
色々調べてみたのですが、そのほとんどが法人向けのサービスだったり、継続が前提となっており、個人で気軽に単発で利用できるサービスで現実的なものは郵便局の書類溶解サービスだけでした。
選択肢が少ない理由は需要がないというより、個人向けでは採算が取れるかどうか微妙なラインなのかもしれません。
ということで、実際に郵便局の書類溶解サービスを利用してみた体験を共有します。
大切な個人情報が詰まった書類の処分を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
最初に結論です。
いろいろ不満点はありますが、個人が気軽に安全に書類を処分できるサービスですから、利用できるあなたは検討してよいと思います。
2025年6月時点で該サービスは、試行運用中であり、東京都と神奈川県の郵便局でのみ提供されています(簡易郵便局を除きます)。
- 個人情報が書かれた書類を処分!郵便局の個人向け「書類溶解サービス」を使ってみた!【口コミ】
- 個人情報が書かれた書類を処分!郵便局の個人向け「書類溶解サービス」を使ってみた!【口コミ】
- 郵便局の個人向け「書類溶解サービス」のいまいちな点!
- 郵便局の個人向け「書類溶解サービス」はあり?なし?
- 終わりに
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個人情報が書かれた書類を処分!郵便局の個人向け「書類溶解サービス」を使ってみた!【口コミ】

2018年から試行されている郵便局の書類溶解サービスの特長は以下の通りです(2025年6月時点)。
- 東京、神奈川で利用可能
- 料金は1箱税込2,880円
- 支払いは現金のみ
- 書類を詰める箱の外寸は縦34×横23×高さ15cm
- 申込は対象郵便局の窓口のみ
- 箱(専用キット)は後日郵送(7営業日程度掛かる)のみ
- 書類を詰めた後は郵便局の窓口に自分で持ち込む
- 持ち込む際に本人確認書類の提示が必要
- 持ち込みは申し込みから1年以内
対応している郵便局を含めて、詳しくはこちら。
窓口での申込は(空いている&担当者が書類溶解サービスのことを知っていれば)比較的すぐに済みます。
大体20分程度で終わると思います。
私が利用した郵便局では利用が珍しいのか、手続きを複数人(4人ぐらい)でチェックしていました。
清算後の領収書の発行に時間が掛かったイメージです。
後日届く箱(専用キット)のサイズ感はちょうど大人が無理なく抱えられるぐらいでした。
ペットボトル500ml×24本入りの箱より一回り小さいぐらいのサイズ感です。

最初届いたときは畳まれていたため、ちょっと小さいかなと思いましたが、広げてみると意外と書類が入ります。
はがきは2,500枚程度、A4の紙は1,500枚程度入るようです。
クリップ、ホチキス、紙ファイル、とじひも、輪ゴムなどは取り外しは不要。
ビニール袋のまま入れることもできるみたいです。
私は余白(空間)が勿体ないと思い、ついつい詰め込み過ぎてしまいました(^^
書類を詰めた箱は申し込みした郵便局限定ではなく、同一都道府県内にある郵便局に持ち込むことができます。
サービスの内容自体は分かりやすいものの、申し込みから引き渡しまで、もう少しやり方は考えて欲しいなぁと思いました(その点は後述しています)。
試行運用中ということですから、本格リリースの際は改善されるとうれしいですね。
最初は東京だけでしたが、現在は神奈川に拡大中ですから、一定の需要はあるのだと思います。
郵便局の個人向け「書類溶解サービス」のいまいちな点!
実際に利用してみて感じたいまいちな点は以下の通りです。
- 支払い方法が現金のみ
- 申し込み後に箱をその場で受け取れない
- 自分で窓口に持ち込みが必要となる
以下、補足します。
支払い方法が現金のみ

書類溶解サービスを利用する際、支払いは現金のみとなっています。
ちゃんと事前に確認しなかった私が悪い訳ですが、郵便局では様々な支払方法(クレジットカード、電子マネー、スマホ決済等)が使えますから、当然利用できると思うじゃないですか?
でも現金以外受け付けてくれませんでした(確認済み)。
幸い現金をたまたま持っていたため2度手間になりませんでしたが、現金以外も利用できるようにして欲しいですね。
普段現金を持ち歩かないあなたは注意してください。
窓口で申し込み後に箱(専用キット)をその場で受け取れない

これも微妙でした。
箱(専用キット)は、後日(7営業日程度掛かります)郵送になるのですよね。
私の場合は火曜日に申し込みをして、翌週の月曜日に届きました。
急ぎの場合はちょっと利用できません。
まあそこまで急いで処分しなければならない理由も私はありませんから別によいのですが。
申し込みをわざわざ窓口限定にしているのですから、箱はその場で渡してくれればお互いに余計な(郵送する、受け取る)手間がないと思うのですよね。
専用キット発送料がなくなる訳で、もう少し安くなるのかなとも思いますし(^^
需要(必要数)が不明なのか、対象の郵便局全てに配布する方がコストが掛かるのかもしれませんが、とりあえず(数は適当ですが)10個程度置いておけばよいのにと思ってしまいます。
10個ぐらいの数を置いておくスペースはさすがにあると思いますし、他の物のついでに配るぐらいできるような気がするのですが・・・・・・。
専用キットの在庫があれば窓口で渡す、なければ郵送になりますという建付けにしておけば、別に不満も出ないと思うのですよねー。
もちろん、そもそも申し込みがWebから(窓口に行かずに)行えるようになるのであれば郵送でよいと思いますけどね(^^
集荷対応がない!自分で窓口に持ち込みが必要となる

どちらかというと、書類を詰めて重たくなった後の箱こそ郵送させて(集荷して)欲しいですよね。
前述の通り、それほど箱は大きくはありませんが、書類をギチギチに詰めるとそれなりの重さになります。
近くに郵便局があれば徒歩でも持ち込みは可能だと思いますが、ちょっと遠いと人によっては難しいかなと思いますね。
集荷対応を含めると費用が変わるのであれば、そこは持ち込みも可として選択できるようにしてくれればよいのかなと思います。
それと集荷対応してくれるのであれば、箱のサイズはもう少し大きいサイズも用意して欲しいなとは思います。
郵便局の個人向け「書類溶解サービス」はあり?なし?
ありです。
3点ほど不満な点を述べましたが、個人が気軽に利用できる個人情報が詰まった書類を安全に処分できるサービスとしては貴重ですからね。
それにいろいろ問題もニュースになる郵便局ですが、よく分からない企業に自分の個人情報の処分を依頼するよりも一定の信頼感・安心感もあります。
私はまた必要になったら利用するでしょう。
ぜひ本格運用の際は今回挙げた3点の改善も含まれていると嬉しいです(^^
終わりに
以上、郵便局の個人向け「書類溶解サービス」の体験談でした。
大切な個人情報が詰まった書類の処分を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
それでは、また。
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