こんにちは。シーナと申します。
今回は40代男性である私が、10巻前後で完結済みの漫画からおすすめの8作品を紹介します。
ジャンルは、SFにファンタジー、伝奇、恋愛、スポーツと様々です。
どの作品も漫画好きなら読んでいないと勿体ない名作揃いと考えています。
私は小学校低学年の頃から(35年以上前になります)漫画や小説が大好きで。
立ち読み(当時は普通?に出来ました)を駆使しつつ、少ないお小遣いやお年玉を投入してはいろいろなジャンルを読み漁って来ましたが。
40代にもなると最近はなかなか漫画を購入しなくなってしまいました。
今でも継続して購入している漫画(連載中のもの)は、「HUNTER×HUNTER」、「よつばと!」、「ヒストリエ」、「3月のライオン」の4作品だけです。
そんな私ですが、例の特別定額給付金(国民1人に10万円のやつ)の使い道を考えていて、心を豊かにしたいとの思いから、久しぶりに(最近の)漫画を纏め買いしようと、いろいろ探しているうちに漫画熱が再燃しました。
そこで今回は同様に面白い漫画を探しているあなたに、40代男性の私がおすすめの漫画を紹介します。
10巻前後の適度なボリュームで読める面白い完結済み漫画を探しているあなたの参考になれば幸いです。
- 40代男がおすすめする漫画8選【10巻前後で完結済み】
- おすすめ完結漫画1:寄生獣(全10巻)
- おすすめ完結漫画2:スプリガン(全11巻)
- おすすめ完結漫画3:ツルモク独身寮(全11巻)
- おすすめ完結漫画4:動物のお医者さん(全12巻)
- おすすめ完結漫画5:ハチミツとクローバー(全10巻)
- おすすめ完結漫画6:蟲師(全10巻)
- おすすめ完結漫画7:ヨコハマ買い出し紀行(全14巻)
- おすすめ完結漫画8:ラフ(全12巻)
- 終わりに
- 関連記事です。
40代男がおすすめする漫画8選【10巻前後で完結済み】
おすすめという括りからジャンルはSFにファンタジー、伝奇、恋愛、スポーツと様々です。
今回、私が紹介するおすすめ漫画の(ゆるい)条件は、以下の通りです。
- 完結済みであること
- 単行本で9巻以上14巻以内であること
- 実際に購入して読了済みであること
- 同一作者からは1作品のみとする
なお、ネタバレには極力注意していますが、作品を紹介する関係で若干のネタバレは含みます。
予めご留意ください。
というかネタバレせずに紹介するって難しいですね。
以下が当記事内で紹介している8作品になります。
※リストはおすすめ順ではなく作品名のあいうえお順です
※スマホ等では横にスクロールできるはずです
※見出しをクリックorタップするとソートできるはずです
No | 作品名 | 巻数 | 作者 | ジャンル |
---|---|---|---|---|
1 | 寄生獣 | 10 | 岩明均 | SF |
2 | スプリガン | 11 | 皆川亮二/たかしげ宙 | SF |
3 | ツルモク独身寮 | 11 | 窪之内英策 | ラブコメ |
4 | 動物のお医者さん | 12 | 佐々木倫子 | 動物 |
5 | ハチミツとクローバー | 10 | 羽海野チカ | 恋愛 |
6 | 蟲師 | 10 | 漆原友紀 | 伝奇 |
7 | ヨコハマ買い出し紀行 | 14 | 芦奈野ひとし | SF |
8 | ラフ | 12 | あだち充 | スポーツ |
※スマホ等では横にスクロールできるはずです
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それでは早速、各漫画について紹介します。
繰り返しとなりますが、紹介している順番は、おすすめ順ではなく作品名のあいうえお順です。
おすすめ完結漫画1:寄生獣(全10巻)
岩明 均(いわあき ひとし)先生の寄生獣(きせいじゅう)です。
人間の脳に寄生し、人間を捕食する謎の生物が、突如地球に発生したところから話が始まります。
物語は、脳の乗っ取りに失敗し、右手に寄生することになったミギーと共生することになってしまったごく普通の男子高校生である新一を中心に進みます。
ジャンルは(Wikipediaによると)SF。
グロテスク注意です。
環境問題が一つのテーマにあり、寄生獣という単語は実は○○のことを指しています。
読み始めると一気に読み進めてしまうこと請け合いです。
夜に読み始めるときっと朝になっていますよ。
ちょうどよいボリュームです。
以前はなぜか若干マイナーな知る人ぞ知る的なイメージがありました。
現在ではアニメや映画、スピンオフ?までしていて、有名な作品という位置付けと思います。
岩明 均先生といえば、現在は「ヒストリエ」を月刊アフタヌーンで連載中ですね。
私が現在も継続購入している数少ない作品の一つです。
2020年6月現在、既刊は11巻。
新刊待っています!
おすすめ完結漫画2:スプリガン(全11巻)
原作:たかしげ 宙(ひろし)先生、作画:皆川 亮二(みながわ りょうじ)先生のスプリガンです。
超古代文明を悪用されないように封印することを目的に活動する組織(アーカム)の特殊工作員(通称、スプリガン)の一人である男子高校生の物語です。
ジャンルは(Wikipediaによると)SF。
少年の心を擽る古代遺跡の歴史的背景を踏まえた世界観や設定が満載の超能力系アクション漫画でもあります。
我々世代からするとSFアクションバトル漫画の金字塔と言ってもよいでしょう。
超古代文明のオーバーテクノロジーや現代の最新科学、そしてすごい能力持ちが多数登場します。
しかし、誰もが思ったことでしょう。
朧(おぼろ)、最強
だと。
内容は濃いですが、エピソード毎の短編構成のため、テンポよく読み進められます。
残念ながら電子書籍版はないようです。
皆川 亮二先生は、「ARMS」も有名ですね。
ARMSは、全22巻です。
おすすめ完結漫画3:ツルモク独身寮(全11巻)
(Amazonの場合、試し読みが出来るようです。)
窪之内 英策(くぼのうち えいさく)先生のツルモク独身寮です。
とある家具メーカー(窪之内先生がかつて勤務していたカリモク家具がモデル)の独身寮が舞台。
バブルの香りのする大人の青春漫画です。
ジャンルはラブコメ。
ギャグ漫画でもあり、内容はもちろん面白いのですが、絵がすごくお洒落(センスがよい)なのですよね。
30年以上前の作品なのに、2020年の今見てもお洒落。
それでいて話の内容まで面白いのですから、ずるい。
新社会人の方には特におすすめです。
なお、1年が切り替わる瞬間にジャンプして地球上からいなくなる年越しジャンプの元ネタとなった漫画でもあります。
第8巻に収録されています。
この話は特に好きで主人公の親父がよい味を出しています。
ちなみに表紙カバーの裏に「四コマまむが」があり、それも密かに楽しみでした。
しかし、いつの間にか部屋長の田畑さんより年上なんだなぁ・・・・・・。
やべーぜ。
おすすめ完結漫画4:動物のお医者さん(全12巻)
佐々木 倫子(ささき のりこ)先生の動物のお医者さんです。
ふとした濃い出会いを経て、現実的?な理由から獣医を目指すことにした男子大学生の日常をコメディタッチに描いた物語です。
舞台は札幌市にあるH大学獣医学部。
ジャンルは(Wikipediaによると)動物漫画(なにそれ?)。
一応、少女漫画という括りになります。
昭和62年(1987年)の連載開始ですから、今見ると絵柄(というか登場人物のファッション)に時代を感じます。
令和の現在では若干違和感があるかもしれません。
しかし、単純に登場人物達の雰囲気というか空気感、世界観が素敵な漫画です。
大学って楽しい場所なのだなと思ったのを覚えています。
さて、この「動物のお医者さん」は、「おたんこナース」、「Heaven?」、「チャンネルはそのまま!」と名作を数多く生み出す佐々木 倫子先生の出世作でもあります。
これら3作品もおすすめですが、いずれも全6巻ですから今回は除外しました。
ちなみに私は知らなかったのですが、2003年には吉沢 悠さん主演でテレビドラマにもなっているようです。
おすすめ完結漫画5:ハチミツとクローバー(全10巻)
羽海野 チカ(うみの ちか)先生のハチミツとクローバーです。
東京のとある美大を舞台にした青春群像劇です。
ジャンルは(Wikipediaによると)恋愛漫画。
6畳プラス台所3畳、フロなし、大学まで徒歩10分、築25年家賃3万8千円。
音はつつ抜け、全部屋学生。
朝日が眩しい東向き。
そんな素敵なアパートの住人達との心温まる交流から物語は始まります。
最初はコメディ多めですが、徐々にちゃんと青春群像劇になっていきます。
ラストまで一気に読めるスピード感がありますよ。
しかし、森田のような
本物のクリエイター系の才能が欲しい。
私にはそういう才能は一切ないため、自由に生きられそうで憧れました(実際は大変なのでしょうが)。
羽海野 チカ先生は、現在「3月のライオン」をヤングアニマルで連載中ですね。
私が現在も継続購入している数少ない作品の一つです。
2021年12月現在、既刊は16巻。
新刊待っています!
おすすめ完結漫画6:蟲師(全10巻)
漆原 友紀(うるしばら ゆき)先生の蟲師(むしし)です。
「蟲」とは、動物でも植物でも(昆虫でも)ない生命の原生体に近いもの達。
およそ遠しとされしもの。
そんな「蟲」とヒトとをつなぐ存在である「蟲師」の主人公が、各地を放浪しながら様々な「蟲」によって引き起こされる事象に対峙していく1話完結型のノスタルジックなファンタジー。
ジャンルは(Wikipediaによると)伝奇。
「蟲」を引き寄せてしまう体質から自らを守るために「蟲」に対する対処を嫌でも身に着けざるを得なかった主人公である青年「ギンコ」。
幼少のころから生き物の生死を目の当たりにして生きてきたため、一見するとクールで哀愁すら漂う落ち着いた物腰と飄々とした性格ですが、本当は情に厚い、親しい人間には冗談も言う普通の青年です。
舞台は作者曰く「鎖国を続けた日本」もしくは「江戸期と明治期の間にある架空の時代」。
切ないほど淡々と「蟲」と人間達の物語は進みます。
静かな夜にじっくりと読むのがおすすめです。
独特の世界観に浸れますよ。
なお、本編は10巻で完結していますが、特別篇も1巻出ています。
おすすめ完結漫画7:ヨコハマ買い出し紀行(全14巻)
芦奈野 ひとし(あしなの ひとし)先生のヨコハマ買い出し紀行です。
文明がゆっくりと衰退しつつある近未来の日本が舞台。
穏やかでゆるい「てろてろ」な雰囲気が流れるノスタルジックな物語。
ジャンルはSF。
のんびりと心穏やかな気持ちで過ごしたいときに読みたい作品です。
不思議な出来事や存在も登場しますが、はっきりとしたことは作中内では説明や明示はされず、謎は謎のまま。
そういうものとして自然と受け入れられていて、後は我々読者の解釈次第という感じです。
2020年6月現在、電子書籍版の第1巻は無料で読めるようです。
ちなみに、なぜか(醤油を持って)一人旅に出たくなる作品でもあります。
旅のお供(の醤油)には、崎陽軒のシウマイが必要です。
おすすめ完結漫画8:ラフ(全12巻)
あだち 充(あだち みつる)先生のラフです。
高校の競泳をテーマとした青春漫画です。
ジャンルは(Wikipediaによると)スポーツ漫画。
あだち 充先生は多作の名作揃いで、他にも(10巻前後と縛っても)おすすめは多数あります。
しかし、どれか一つとなるとこの「ラフ」になりますね。
超有名な「タッチ」の連載終了後に描かれた作品です。
所有している本の大半は実家にある(はず)のですが、(物理的な制限のため)まだ手元に置いてある数少ない漫画の一つです。
なんといっても「ラフ」はラストがお洒落。
残念なラストになる漫画も多い中で、素晴らしいの一言ですね。
あだち充先生の作品は、登場人物の顔が全て同じだとか些細なことですよ(否定はしません)。
あだち充作品の魅力は、話の内容はもちろんですが、間の取り方、婉曲なセリフ回し、そしてセリフに頼らない表現にあると思うのです。
日常パートではセリフもそこそこありますが、大事な場面ではセリフが本当に少ない。
文脈と微妙な表情の違いから登場人物達がそのとき何を考え、感じているのか。
我々は想像するしかありません。
そしてそれが面白いし楽しいのですよね。
なんでもかんでも説明されると興ざめですよ。
ちなみに短編集であるショート・プログラムも、そんなあだち充先生の魅力がたっぷり詰まっていて、おすすめです。
終わりに
以上、8作品でした。
今回紹介しきれなかった10巻前後で完結済みのおすすめ漫画はまだあります(HELLSINGとか惑星のさみだれとか)が、切りがないため、ひとまず末広がりの8ということで選んでみました。
いかがでしたでしょうか。
気になる作品は見つかりましたでしょうか。
ネタバレを避けるためにあまり詳しく紹介は出来ませんでしたが、あなたの参考になれば幸いです。
それでは、また。
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