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【2019年】松屋フーズ(9887)株主優待の利用メニューと投資判断について

松屋フーズ(9887)株主優待到着2019年

こんにちは。シーナと申します。

松屋フーズ(9887)の株主優待が、2019年6月27日(木)に到着しました。

2018年に引き続き、つなぎ売りでの取得となりました。

つなぎ売りの注意点は、以下の記事で紹介しています。

www.inside-shiina.com

つなぎ売りの具体的なやり方は、以下の記事で紹介しています。

www.inside-shiina.com

私がつなぎ売りをする理由でもある同社の株主優待。

昨年分はしっかり1年掛けて利用しましたから今回も到着するのを楽しみにしていました。

松屋フーズ(9887)の株主優待が気になるあなたの参考になれば幸いです。

松屋フーズ(9887)とは

松屋フーズ(9887)とは

※画像は第44期期末報告書より引用

牛めしと豊富な定食メニューが売りの「松屋」、お得なとんかつが売りの「松のや/松乃家」等を運営する牛丼業界トップ3の一角。

始まりは東京都練馬区の住宅街にあった中華飯店でしたが、「牛めしと定食屋」に業態変更し、2019年3月31日現在では全国各地に1,169店舗展開している企業です。

とんかつ業態である「松のや/松乃家」も第2の柱として順調に育っています。

新業態として、「すし松」の寿司以外にもステーキ、ラーメン、カレー、天ぷら等も出店しています。

松屋フーズ(9887)株主優待券の利用可能店舗と有効期限

松屋フーズ(9887)株主優待の利用可能店舗と有効期限

※画像は第44期期末報告書より引用

毎年3月の権利確定日時点で所有株式数が100株(最小売買単位)以上の株主に対して、一律で10枚配布されます。

1枚で、利用可能店舗で販売中のメニュー1つの注文に利用できます。

利用可能な店舗は、以下の3つ(業態)です。

  • 松屋
  • 松のや/松乃家
  • チキン亭

「チキン亭」は「松のや/松乃家」とほぼ同じですから実質は2種類です。

残念ながら、他の店舗(業態)では利用することは出来ません。

有効期限は1年今回は2020年6月30日まで)です。

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実店舗での利用方法

松屋フーズ(9887)、実店舗での利用方法

株主優待券の裏面にメニュー名を記入して、店員に渡すとあります。

しかし、実際に利用しましたが、メニュー名を記載する必要はありませんでした。

店員も慣れています。

優待券をそのまま渡し、メニュー名を伝えればOKです。

昨年初めて利用した時は、券売機でメニュー名を確認したり、慣れていない店員のケースを想定し、シュミレーションしていたのですが、心配する必要はありませんでした。

注文時にまごつきたくはないですからね。

ただ、券売機をスルーして席に座ると注文を確認しに来てくれない時がたまにあります。 

店員としても株主優待を利用するのか、一旦席を確保してから券売機に向かうつもりなのか分かりませんから判断が難しいですよね。

優待券を見せればすぐに伝わり、その後はスムーズに進みます。

なお、店舗によって(店員によって?)は専用のメニュー表もあるようです。

利用できるメニューとおすすめは?

1枚当り何円までというものではなく、1つのメニューと引き換えです。

「おつり」というものもありません。

価格がお高いメニューを注文したほうが、金額的にはお得になります。

「松屋」よりも「松のや/松乃家」の方が高いメニューがあります。

ということで、私は昨年は全て「松のや/松乃家」の支払いに利用しました。

「松のや/松乃家」の定食メニューは大体700円前後です。

そのため、株主優待としては約7,000円分になります。

定食のライスは「大盛」に追加料金なしで変更できます。

ただし、店舗(業態)によって利用できるメニューに違いがあります。

松屋の場合

松屋フーズ(9887)松屋での利用

松屋のメニューを以下の記事で紹介しています。参考にどうぞ。

www.inside-shiina.com

松のや/松乃家/チキン亭の場合

松屋フーズ(9887)松のやでの利用

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松のや? 松乃家? 違いは?

同じです。

読み方も「まつのや」でメニューも基本的に同じ。

初期は「松乃家」、現在は「松のや」のブランド名で展開しています。

2019年3月31日現在、店舗数は合計188店舗(チキン亭を含む)あります。

2018年6月時点では「松乃家」は70店舗弱ありましたが、「松のや」に移行しているようで、現在は17店舗にまで減っています。

ちなみに「チキン亭」は西新宿にある1店舗のみです。

取り扱いメニューは「松のや/松乃家」と基本的に同じです。

松屋フーズ(9887)株主優待、利用したメニューの一例

以下は私が2018年の株主優待を利用して、松のやで注文したメニューの一例です。

基本的に盛合せ定食から選んでいます。

お得感がありますからね。

平均税込800円ぐらいでしたから約8,000円分の株主優待だったということになります。

ロースかつ&エビフライ(2尾)定食(税込880円)

ロースかつ&エビフライ(2尾)定食(税込880円)

ついつい注文してしまうこのメニュー。

本当は1尾でたっぷりタルタルソースを付けるのが好きなのですが、株主優待の時は2尾が基本です。

迷ったらこれです。

ロースかつ&唐揚げ定食(税込730円)

ロースかつ&唐揚げ定食(税込730円)

唐揚げがジューシーです。

マヨネーズがあると完璧です。

無くてもおいしいですけどね。

ロースかつ&カキフライ定食(税込830円)

ロースかつ&カキフライ定食(税込830円)

期間限定メニューも選べます。

ロースかつ&ささみかつ(2枚)定食(税込830円)

ロースかつ&ささみかつ(2枚)定食(税込830円)

分かりにくいですが、ささみかつは2枚です。

ボリュームたっぷり。

ロースかつ&ヒレかつ(2枚)定食(税込880円)

ロースかつ&ヒレかつ(2枚)定食(税込880円)

たまにはヒレかつも食べます。

でもまだロースカかつの方が好きです。

味噌厚切りロースかつ定食(税込780円)

味噌厚切りロースかつ定食(税込780円)

厚切りもあります。

ロースかつ&アジフライ定食(税込780円)

ロースかつ&アジフライ定食(税込780円)

アジフライがデカい。

アジフライはソースで食べる派閥の人間ですが、タルタルソースが付いてくるのもよいですね。

これらメニューのカロリー、糖質が気になるあなたには以下の記事がおすすめです。

www.inside-shiina.com

松屋フーズ(9887)株主優待、他の利用方法

松屋フーズ(9887)その他の利用方法

株主優待券は上記の封筒に入った状態で届きます。

裏面です。

松屋フーズ(9887)株主優待、他の利用方法裏面

開封せずに必要事項を記入して、そのまま(優待券10枚を)ポストに投函すると松屋フーズの製品詰め合わせ1セットと交換することもできます。

引き換え期限は、2019年9月30日までです。

株主優待券自体の期限とは異なりますからご注意ください。

詰め合わせセットの中身は以下の通りです。

  • 牛めしの具×4パック
  • 豚めしの具×3パック
  • オリジナルカレーの具×3パック

詳しくは、松屋フーズの株主優待のページで確認してください。

松屋のオンラインショップを参考にすると、価格は1パック当り以下になります。

  • 牛めしの具:380円
  • 豚めしの具:298円
  • オリジナルカレーの具:380円

合計すると約3,500円です。

主に近くに利用可能な店舗がない方向けと思います。

松屋フーズ(9887)の投資判断

2019年6月30日現在

株価:3,270円
実績PBR:1.53
予想PER:28.34
ROE:5.4%
配当利回り:0.73%(優待込みの総合利回り:3.18%)

現在は、とんかつの「松のや」、新業態に力を入れています。

店舗数も「松屋」は横ばいですが、「松のや」は順調に増えています。

2013年2月の997店舗をピークにやや少なくなり、2019年5月時点で958店舗(2018年6月時点で956店舗)です。

「松のや」は2013年2月の35店舗から、2019年5月時点で190店舗(2018年6月時点で154店舗)です。

ここ最近は、売上高、客単価はともに昨年比で100%を超えています。

また、FLコスト(売上原価と人件費の合計)も一定で推移しています。

FLコスト推移

※画像は第44期期末報告書より引用

食材費(減価)と人件費の高騰が問題となっている現在、総じて悪くない、というよりもむしろ頑張っていると思います。

同業の吉野家も苦しんでいますね。

牛丼屋は、どうしても「安くてなんぼ」のイメージが定着していますし、競合が強いですので、比較的単価が高い「松のや」に力を入れるのは正しいように思います。 

また、「松屋」はほぼ男性客(最近はそうでもないようです)ですが、「松のや」には女性客も見かけますので、客層も広そうです。

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参考:牛丼業界トップ3の力関係

牛丼業界力関係

さて、トップ3ということですから、競合他社とは比較する必要があります。

上から規模が大きい順です。 

  • 「すき家」のゼンショーホールディングス(7550)
  • 「吉野家」の吉野家ホールディングス(9861)
  • 「松屋」の松屋フーズ(9887)

実際はトップ3というよりは、1トップとその他という感じです。

ゼンショーホールディングスは、牛丼業界だけでなく外食業界の括りでも1位です。

「すき家」の他に「なか卯」、「ココス」、「ジョリーパスタ」、「はま寿司」を運営しています。

さて、昨年に引き続き、表に纏めてみました。

以下の表は、2019年6月30日現在の基本的なデータです。

  ゼンショー 吉野家 松屋
時価総額 3,437億円 1,180億円 639億円
株価 2,190円 1,860円 3,270円
実績PBR 4.41 2.43 1.53
予想PER 34.22 600.0 28.34
ROE 13.3 0.4 5.4
配当利回り 0.91% 1.08% 0.73%
自己資本比率 19.1% 43.9% 62.8%
利益剰余金 344億円 309億円 272億円
有利子負債 1,962億円 347億円 93億円

※スマホで表が見切れる場合は、スマホを横にしてください。

以下の表は、昨年公開した2018年7月14日現在の基本的なデータです。

  ゼンショー 吉野家 松屋
時価総額 3,990億円 1,367億円 716億円
株価 2,518円 1,805円 3,595円
実績PBR 5.45 2.03 1.75
予想PER 45.7 69.16 28.55
ROE 12.2 3.0 6.1
配当利回り 0.71% 1.11% 0.67%
自己資本比率 22.70% 49.50% 67.00%
利益剰余金 271億円 382億円 255億円
有利子負債 1,370億円 297億円 59億円

 

こうしてみると各社共に昨年に比べて数値が悪化しています。

株価は変わっていませんが、吉野家が顕著ですね。

やはりこの中では松屋フーズが指標的には魅力的に見えます。

松屋、松のやをよく利用する私としては株主優待も魅力です。

結論

株価が下がるまで何年でも気長に待ちたいと思います。

2018年と同じ結論です。

昨年から株価は下降しており、つい手を出してしまいそうになる株価になっています。

ただ、今年は消費税増税を含めてイベントがまだ控えています。

もう少し待ちたいと思います。

そう言っていて結局購入できない気がしますから、決めた価格を下回ったら購入してしまってもよいのですけどね。

松屋フーズだけは優待目的で保有していてもよいと思える唯一の銘柄ですから。

お約束

当ブログに記載した内容は、あくまで私シーナの個人的な見解です。掲載している情報については、細心の注意を払って正確なものを掲載するように心掛けていますが、これらの情報の正確性、完全性を保証するものではありません。当ブログの情報を利用されたことで直接・間接的に生じた如何なる損害に関し一切責任を負うものではありません。投資はくれぐれも自己責任でお願いいたします。

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と心配になってしまうぐらい充実したツールです。

口座開設も維持費も無料ですから「マネックス証券  」を利用しない理由がありません。

おすすめです。

終わりに

あなたの参考になれば幸いです。

 

それでは、また。

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