こんにちは。シーナと申します。
今回は明治のチョコレート効果 カカオ 72% は買ってはいけないと言われる理由について確認しました。
チョコレート効果と言えば、平成10年(1998年)の発売以来、ロングセラーでありトップセラー。
そんなチョコレート効果を買ってはいけない理由があるのか?
重金属のカドミウム、ニッケルが原因?他に買ってはいけない理由がある?
チョコレート効果を買ってはいけない理由が気になるあなたの参考になれば幸いです。
最近、明治のチョコレート効果を食べまして、サブブログに記事を公開しました。
この時にチョコレート効果について調べてみたのですが、「チョコレート効果 買ってはいけない」とか「チョコレート効果 カドミウム」といった不穏なキーワードを見つけてしまいました。
美味しく食べた後だったため、
本気(マジ)で?
と思い、そのように言われている理由について本当なのか調べてみることにしました。
これからもチョコレート効果を安心して気分よく食べたいですからね。
ということで今回は、明治のチョコレート効果 カカオ 72% は買ってはいけないと言われる理由について確認しました。
重金属のカドミウム、ニッケルが原因?他に買ってはいけない理由がある?
チョコレート効果を買ってはいけない理由が気になるあなたの参考になれば幸いです。
- 結論:本当にチョコレート効果 72%は買ってはいけない?
- チョコレート効果を買ってはいけないと言われる主な理由は2つ!
- 理由その1:チョコレート効果は脂肪(脂質)が多い?
- 参考:チョコレート効果はカロリーと糖質が多い?
- 参考:明治の板チョコのカカオ分はどれぐらい?
- 理由その2-1:チョコレート効果はカドミウム(重金属)を多く含む?
- 参考:カドミウム(重金属)とは!摂取目安量は!
- 理由その2-2:チョコレート効果はニッケルも多く含む?
- ニッケルの摂取目安量は!金属アレルギーの場合は注意!
- チョコレート効果のよい効果(メリット)は2つある!
- まとめ:チョコレート効果 72%は食べても大丈夫!一日5枚までがおすすめ!
- 関連記事です。
結論:本当にチョコレート効果 72%は買ってはいけない?
最初に結論です。
チョコレート効果 72%は買って大丈夫です。
もちろん食べても大丈夫です(^^
安心してください。
なお、あなたが何かしらのダイエット中でなければ一日5枚を上限の目安にして、食べる分には何も気にする必要はありません。
一日5枚程度が身体や体重への影響が少なく、チョコレート効果に豊富に含まれるカカオポリフェノールの効果(血圧を下げる)を効率的に得られますよ。
枚数の根拠については前述した以下の記事に纏めています。
痩せるための糖質制限ダイエット中なら一日2,3枚までがおすすめです。
これは単純に糖質量からの判断です。
ちなみにチョコレート効果 86% や 95% も買って大丈夫ですが、おすすめは 72% です。
その理由はチョコレート効果を買ってはいけないと言われている根拠も多少は影響していますが、一番は単純に味が美味しいからです。
3つを食べ比べた結果、86%はまだありだと思いますが、95%は苦すぎますね。
チョコレート効果95%が最初から楽しめるのはカカオ上級者だと思います(^^
それでは以降でチョコレート効果は買ってはいけないと言われている理由について、詳しく紹介します。
チョコレート効果を買ってはいけないと言われる主な理由は2つ!
調べてみたところ、チョコレート効果というかハイカカオチョコレート(カカオ分を70%以上含むチョコレート)を買ってはいけない理由としては、以下の2点が挙げられていました。
- 脂肪(脂質)が多い
- 重金属のカドミウム、ニッケルを多く含む
この2点が主な根拠のようです。
これらは本当なのか。
確認してみました。
なお、その他の理由としてカフェイン含有量が多いという点も挙げられていました。
チョコレート効果のカフェイン含有量については以下の記事で纏めていますので割愛します。
結論としては、チョコレート効果のカフェイン量を気にする必要はないと思いますよ。
理由その1:チョコレート効果は脂肪(脂質)が多い?
結論ですが、確かにカカオ分が多くなるほど脂質は多い傾向にあります。
とはいえ、チョコレート効果 72% で考えると、みんな大好き明治のミルクチョコレートと比べても脂質の差は0.2gしかありません。
誤差と言ってよいでしょう。
チョコレート効果の脂質だけを殊更に問題視する必要はないと判断できると思いますね。
以下、明治の定番チョコレート5g当りの脂質量になります。
明治ミルクチョコレート:1.8g
明治ブラックチョコレート:2.0g
明治ハイミルクチョコレート:2.0g
チョコレート効果72%:2.0g
チョコレート効果86%:2.3g
チョコレート効果95%:2.6g
チョコレート効果95%になると一番脂質が少ないミルクチョコレートとの脂質の差は0.8gと大きくなりますね。
チョコレート効果95%を食べたいあなたは脂質を気にする必要があるかもしれません。
とはいえ、それよりもっと気になるのはカロリーと糖質ですね。
5g当りで比較している理由はチョコレート効果が1枚5gだからです。
そのため、当記事内では全て5g当りで比較します。
なお、明治ミルクチョコレートや
ブラックチョコレート、
ハイミルクチョコレートは
1枚当り50gあります。
この定番3種類が一口サイズで食べられるベストスリーもありますね。
参考:チョコレート効果はカロリーと糖質が多い?
チョコレート効果と明治の各定番チョコレートの5g当りのカロリー(kcal)と糖質(g)を比較すると以下のようになります。
ついでに脂質も加えて一覧にしています。
No | 品名(5g) | カロリー(kcal) | 糖質量(g) | 脂質量(g) |
---|---|---|---|---|
1 | 明治ミルクチョコレート | 28 | 2.5 | 1.8 |
2 | 明治ブラックチョコレート | 29 | 2.3 | 2.0 |
3 | 明治ハイミルクチョコレート | 29 | 2.3 | 2.0 |
4 | チョコレート効果72% | 28 | 1.6 | 2.0 |
5 | チョコレート効果86% | 29 | 1.0 | 2.3 |
6 | チョコレート効果95% | 31 | 0.6 | 2.6 |
※スマホ等では横にスクロールできるはずです
いかがでしょうか。
カロリーはほぼ同じ、糖質量はカカオ分が増えるほどむしろ少なくなりますね。
糖質制限ダイエットを考えるのであれば、糖質は少ない上でカロリーと脂質は多い方がよいため、普通のチョコレートよりもチョコレート効果の方がおすすめであると言えます。
さらに糖質制限ダイエット的には一番おすすめはチョコレート効果95%ということになります。
とはいえ、ぶっちゃけチョコレート効果 95% は苦すぎるため、美味しく食べるのなら72%もしくは86%をおすすめします。
72%でも十分に低糖質ですし、そもそも美味しくなければ食べても仕方ありませんからね。
糖質制限については以下に纏めています。
参考:明治の板チョコのカカオ分はどれぐらい?
当記事内で比較として利用している明治のチョコレートのカカオ分は以下の通りです。
明治ミルクチョコレート:35~40%
明治ブラックチョコレート:35~40%
明治ハイミルクチョコレート:20~30%
カカオ分が少ないハイミルクチョコレートの脂質が多い理由はミルクの脂質だと思います。
ハイカカオチョコレート(高カカオチョコレート)とは、カカオ分を70%以上含むチョコレートのことで、砂糖やミルクなどの配合量を減らしてカカオの含有率を上げています。
そのためカロリーや糖質、脂質に影響が出るわけですね。
理由その2-1:チョコレート効果はカドミウム(重金属)を多く含む?
この重金属であるカドミウムを多く含むという点が個人的に一番気になったところですね。
まず、通常のチョコレートに比べてハイカカオチョコレートの方が重金属であるカドミウムを多く含むことは事実でした。
その上で結論です。
適量(1日5枚程度)であれば健康上のリスクは特にないと判断しました。
以下、そう判断した理由を説明します。
2008年公開の古いデータですが、国民生活センターが調査した結果(PDFファイル)では、チョコレートのカドミウム量は100g当り以下の通りでした。
チョコレート効果99%:24μg
チョコレート効果86%:15μg
ミルクチョコレート:4μg
(実際にはカカオ分の割合と必ずしも比例しなかったのですが、明治のチョコレートだけ見ると)確かにカカオ分が多い方がカドミウムの含有量が多いことが分かります。
5g当りでは以下のようになりますね。
チョコレート効果99%:1.2μg
チョコレート効果86%:0.8μg
ミルクチョコレート:0.2μg
チョコレート効果72%の場合が分かりませんでしたが、0.5μg程度と考えればよいのかなと思います。
確かにチョコレート効果を毎日100g(20枚)も食べるならリスクも上がるでしょうが、適量食べる程度ならカドミウムの耐容摂取量から判断して気にする必要はないですね。
殊更にチョコレート効果(ハイカカオチョコレート)のカドミウムだけを問題視するのはフェアではない気がします。
国民生活センターの結論でも「チョコレートのカドミウム含量は銘柄間で差が大きかったが、すぐに健康被害を及ぼすような量ではない」となっています。
参考:カドミウム(重金属)とは!摂取目安量は!
カドミウムとは鉱物中や土壌中などに天然に存在する重金属のこと。
厚生労働省のサイトによると、カドミウム濃度が高い食品を長期間にわたり摂取し続けると腎臓機能障害(近位尿細管機能障害)を引き起こす可能性があるのだとか。
カドミウムは米、野菜、果実、肉、魚など多くの食品に普通に含まれています。
多く含まれる食品としては、貝類、イカなどの内臓がありますが、日本では米から摂取する割合が最も多く、日本人のカドミウムの1日摂取量の約4割は米から摂取されているものと推定されているのだとか。
カドミウムの耐容週間摂取量は7μg/kg体重/週と言われています。
耐容週間摂取量とは人間が一生涯に渡り摂取し続けても健康へ悪影響を及ぼさないとされる1週間当りの摂取量です。
つまり、1日当りでは1μg/kg体重となります。
例えば体重60kgの場合、カドミウムの1日の耐容摂取量は60μgということです。
チョコレート効果72%を1日5枚食べると約3μgですからね。
私は過剰に心配する必要はないと判断しました。
理由その2-2:チョコレート効果はニッケルも多く含む?
チョコレート効果というかハイカカオチョコレートはニッケルも多く含むようです。
ただニッケルについてもカドミウムと結論は同じ。
適量(1日5枚程度)であれば健康上のリスクは特にないと判断しました。。
前述の国民生活センターが調査した結果(PDFファイル)では、チョコレートのニッケル量は100g当り以下の通りでした。
チョコレート効果99%:590μg
チョコレート効果86%:560μg
ミルクチョコレート:180μg
確かにカカオ分が多い方がニッケルの含有量が多いことが分かります。
5g当りでは以下のようになりますね。
チョコレート効果99%:29.5μg
チョコレート効果86%:28μg
ミルクチョコレート:9μg
チョコレート効果72%の場合が分かりませんでしたが、86%と同程度と考えればよいのかなと思います。
それではニッケルの1日の摂取目安量はどの程度なのでしょう。
ニッケルの摂取目安量は!金属アレルギーの場合は注意!
ニッケルは金属アレルギーの発症例があります。
ニッケルを多く含むとされる食品には、チョコレート以外にココア、牡蛎、緑黄色野菜、蕎麦、海苔、ナッツ類、豆類(インゲン豆、大豆)などがあります。
ニッケルの耐容1日摂取量は11μg/kg体重と言われています。
体重60kgの場合、ニッケルの1日の耐容摂取量は660μgということになりますね。
耐容摂取量とは人間が一生涯に渡り摂取し続けても健康へ悪影響を及ぼさないとされる1日当りの摂取量です。
チョコレート効果72%を1日5枚食べると約140μgですね。
日本人は食品から1日当り150~250μgのニッケルを摂取しているのだとか。
金属アレルギーの方は慎重になる必要があると思いますが、そうでなければチョコレート効果だけを取り立てて気にする必要はないと思いますね。
以上のことから、私はチョコレート効果のカドニウム量やニッケル量を気にする必要はないと判断しました。
どんな食べ物も食べすぎれば体によくないのは当たり前ですからね。
チョコレート効果のよい効果(メリット)は2つある!
これまでチョコレート効果のデメリットというかネガティブな部分に着目しましたが、もちろんメリット、ポジティブな点もあります。
メリット1:チョコレート効果はポリフェノールを多く含む!
まず1点目のメリット。
それはチョコレート効果はカカオポリフェノールを多く含んでいることです。
みんな大好き明治のミルクチョコレートと比べても約4倍程度多く含んでいます。
明治ミルクチョコレート:34.4mg
明治ブラックチョコレート:63.9mg
明治ハイミルクチョコレート:17.9mg
チョコレート効果72%:127mg
チョコレート効果86%:147mg
チョコレート効果95%:174mg
カカオポリフェノールを摂取すると血管が広がるため血圧が下がる効果がありますね。
また、老化の原因である活性酸素を抑える働きがあり、アンチエイジングや生活習慣病に有効であることが知られています。
コレステロール値の改善、心疾患リスクの低減、インスリン抵抗性の改善といった臨床試験結果が得られているそうです。
カカオポリフェノールは食べてから2時間後に血中濃度がピークに達し、その後は徐々に対外へ排出されて、24時間後にはほとんどなくなるそうです。
1度にたくさん食べるよりも1日に複数回にわけて食べるのがおすすめです。
メリット2:チョコレート効果は低GI食品!
また、チョコレート効果は低GI食品でもあります。
チョコレート効果のGI値は、72%で29、86%で18となります。
GI値が低いほど。
糖質の吸収が穏やかである
と言われています。
GIは、グライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略(英語圏の発音)で、食後の血糖値の上昇度を示す指標です。
日本では、グリセミック・インデックスと言います。
もっとも血糖値を上げやすいブドウ糖そのものを50g摂取した時を基準として、糖質50gを含む対象食品(例えば、そばとか)を摂取した時に、どれぐらい血糖値が上がるかをパーセント(%)で表します。
この数値が大きいほど血糖値が上がりやすいことを示します。
GI値70以上は高い、69~56は中ぐらい、55以下は低いという評価です。
チョコレート効果のGI値は、72%は29、86%は18です。
チョコレート効果はまさに低GI食品であり、糖質制限ダイエット向けの食品と言えますね。
まとめ:チョコレート効果 72%は食べても大丈夫!一日5枚までがおすすめ!
いかがでしょうか。
確かに普通のチョコレートに比べて脂質は多く、重金属であるカドミウムやニッケルの含有量は多かったですね。
とはいえ、健康上のリスクが極端に上がるほどではありませんでした。
殊更、チョコレート効果だけを問題視する必要はないと思います。
どんな食品も食べすぎれば身体によくありませんからね。
しっかりと食品の持つ特性を把握したうえで、何事もほどほどに食べるのが一番ですよ。
チョコレート効果も美味しく適量を食べて、よい効果だけを賢く得ていきたいですね。
チョコレート効果は一番美味しい72%がおすすめです。
チョコレートは嗜好品ですから美味しくないと始まりませんからね(^^
コスパがよい大袋がおすすめです。
もっと苦味が欲しいあなたは86%もありだと思います。
チョコレート効果が気になるあなたの参考になれば幸いです。
それでは、また。
関連記事です。
チョコレート効果にはアーモンドもあります。たっぷり入った大袋がおすすめです。
一粒が大きいマカダミアもありますよ。
ロッテのカカオの恵みもハイカカオチョコレートですね。
手が止まらない。成城石井のクーベルチュールチョコレートです。
懐かしいだけじゃない。名糖のアルファベットチョコレートです。
うますぎる。リスカのしっとりチョコです。
ちょっとでかい。グリコ 神戸ショコラです。
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もどかしいけど癖になる。フルタの柿の種チョコです。
ユニーク。フェレロ ロシェです。
5種類入り。ブルボンのミニビットアソートです。
4種類。ロッテ ガーナ&クランキーシェアパックです。
3種類。明治 ベストスリーです。
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