※BATの公式サイトより引用
こんにちは。シーナと申します。
今回は、2024年1月中旬にSBI証券でBTI(BAT)を新NISAの成長投資枠で購入してみました。
BTIはティッカーシンボルで、通称?がBATです。
今後、新NISAの成長投資枠で購入した銘柄は包み隠さずにブログで公開していくスタイルにしました。
そうすることで勢いで儲かりそうな銘柄に飛びついてしまう私の悪い癖が少なくなる効果を期待しています(^^
2024年1月中旬、日本株は絶好調ですね。
新NISAが開始したら購入しようと思った高配当の銘柄は軒並み株価が上昇してしまっています。
まあいつかは下がることもあるだろうと自分に言い聞かせながら耐えています。
でも、それでいざ株価が下がるとその時には欲しくなくなるのですよねー。
不思議です(^^
私は新NISAのつみたて投資枠は「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」をクレカで月5万円投資しています。
使えるものは使っておこうという考えです。
成長投資枠の投資方針は高配当投資です。
私は確かな配当金が欲しいため、税引後で4%以上になる個別株や投資信託、ETFを狙っていきたいと考えています。
ということで今回は、2024年1月中旬にSBI証券でBTIを新NISAの成長投資枠で購入してみました。
BTIの購入を検討しているあなたの参考にもなれば幸いです。
後日追記:2024年2月8日に発表された2023年度の決算速報を追記しました。
ADR銘柄のBTIを購入した理由!
BTIを購入した理由は以下の通りです。
- 配当利回りが約9.4%だった
これ以上の理由が必要なのだろうか。
いや、無い。
ということで、ぶっちゃけ今BTIを購入するのに、これ以上の理由はないでしょう(断言)。
BTIは英国の会社でADR銘柄ですから米国株のように配当金への二重課税(米国株は10%)がありません。
新NISAで購入することで日本での20.315%も非課税となりますから、税金はゼロになりますね。
素晴らしい!
英国の会社でADR銘柄であるBTIの外国税額はゼロですが、ADRの管理費用(手数料)が僅かに掛かります。
この手数料の計上先は証券会社により異なるようで、例えばSBI証券は外国手数料、楽天証券は国外源泉徴収税額となるようです。
実際に配当金が振り込まれたら確認してみたいと思います。
従来商品の販売数量は減っているとはいえ、そんなに悪い業績だとは思えない(2023年分の正式な決算報告はまだ)ですが、ここ4年間は株価は30~40ドルの間で推移しています。
2024年1月中旬現在は、このレンジ相場の下限付近です。
とはいえ、ここからさらに株価が下がることは有っても、大きく上昇する未来は正直見えません。
でも配当金を安定して出してくれれば、それで十分ですよね。
2月にある決算の反応を見てからの方がよいし、もう少し株価が下がりそうな気もしましたが、異次元の配当利回りに魅かれて30ドルを割ったところで口座にあった手持ちのドル資金で購入してしまいました(^^
後悔はありません!
今のところ。
早速、含み損状態ですけどね。
===後日追記ここから===
BTIの2023年度の決算はどうだった?
2024年2月8日に2023年度の本決算速報が発表されましたね。
参考リンク:British American Tobacco - Preliminary results for the year ended 31 December 2023
以下、私が変に翻訳しても何なので原文のまま引用します(必要に応じてGoogle先生に翻訳して貰ってください)。
Summary
出典:Preliminary results for the year ended 31 December 2023
- Revenue down 1.3%, up 3.1% on an organic basis (at constant rates), driven by New Categories organic revenue up 21.0% (at constant rates) and resilient pricing
- Strong volume led New Category revenue growth - driven by Vuse and Velo, with revenue from Non-Combustibles now 16.5% of Group revenue, up 170 bps vs FY22
- New Categories achieved profitability in 2023 (at a category contribution level), two years ahead of original target and contributing a £398 million increase to Group profit, at constant rates of exchange
- Global settlement with Philip Morris International Inc. (PMI) that resolves all ongoing patent infringement litigation between the parties related to our Heated Products (HP) and Vapour products
- Total Combustibles organic revenue up 0.6% (at constant rates), with organic price/mix of +6.1% offset by lower volume and geographic mix mainly due to macro-economic pressures in the U.S. impacting the premium segment
- Strong performances from AME and APMEA, demonstrating the benefit our global footprint and multi-category strategy
- Reported loss from operations of £15,751m (with reported operating margin down 95.8 ppts to -57.7%) - impacted by a £27.6 billion non-cash impairment charge mainly related to our U.S. business (£27.3 billion)
- Adjusted organic profit from operations up 3.9% at constant rates, adjusted organic operating margin up 40 bps to 45.6%
- Reported diluted EPS at -646.6p; adjusted organic diluted EPS up 5.2% at constant rates
- Operating cash flow conversion 100% - organic adjusted net debt / adjusted EBITDA down to 2.6x
- Dividend growth of 2.0% to 235.52p , in line with our progressive dividend increase approach
- Continued ESG progress - 2023 MSCI rating upgraded to A (2022: BBB), achieved targets for water withdrawn and waste generated two years early
ざっくり(減損はあるとしても)ポジティブな内容かなと思います。
売上高は1.3%減ですが既存事業ベースでは3.1%増、新カテゴリーの既存事業売上高は21.0%増となっています。
そして一番気になる配当は2%増配で累進配当となっていますからね。
よいですね。
BTIは配当さえしっかりと出してくれれば何も言うことはありません。
当日は株価も出来高を伴って前日比で+6.98%上昇しています。
決算前に購入していてドキドキしていましたが、無事に通過できてよかったです(^^
※SBI証券より引用
ただ当日のヘッドラインニュースによると株価上昇の要因は「ITCの株式の一部売却に向けて「積極的に取り組んでいる」と表明したことが好感された」とのこと。
ITCとはBTIが29%保有しているインドの主要タバコメーカーであるITC Limitedのことですね。
決算の内容で買われた訳ではないのですかね?
昨年末に発表した約310億ドルの非現金減損が影響しているのだと思いますけど、Yahoo!ファイナンスの数値はかなり悪いですしねー。
※Yahoo!ファイナンスより引用
これからガンガン株価が上がっていく訳でもないのかもしれません。
急いでがっつりと追加購入するのも躊躇しますねー。
円安ですし。
===後日追記ここまで===
BTIの懸念点は!
※Yahoo!ファイナンスより引用
2024年1月現在、BTIをポートフォリオに加えることの懸念点は以下の通りです。
- 為替リスク
- 減配リスク
為替リスクは外国株全般に言える懸念点ですけどね。
為替リスクにより30%減程度は見込む必要がある
現在は1ドル145円前後。
しかし、ほんの2,3年前のドル円は1ドル110円前後でした。
いつまた円高に動くか分かりません。
仮に1ドル110円前後になったとすると、現在の145円前後で購入したドル資産は約25%程度は減るということです。
なかなかに厳しいですよね。
今が1ドル110円前後だったら(仮に1ドル80円時代がまた来ても約25%減ですから)一気に200万円ぐらい突っ込むのですけどねー。
今のところ、2024年以降は円高になりそうという(当たるかどうかは分かりませんが)専門家の意見が多いですから今のレートで大きく購入するのは躊躇してしまいます。
それでもいざ円高になる頃には株価は上がっていそうな気もしますから、少しずつ投資していきたいと思います。
今の配当性向は60~70%程度で余裕はあると思うけど
同業他社と比べても配当性向は高すぎはしないと思っていますが、一般的には高い部類ですからね(みんな大好きJTの配当性向は75%ですね)。
将来の減配リスクは考慮しておく必要があるのかなと思います。
今のところ2018年から毎年増配していますが、いつまで続くかは分かりません。
というか繰り返しになりますが、業績は悪くないと思うのに株価が全然上がらないですよね。
BTIの日本語での情報はあまり出てこないため、何か(米国FDAのメンソール販売禁止や認可外のEベイパー製品との競合以外の)問題があるのかなという懸念がぬぐえません。
単に時代に逆行している&成長性が見込めず人気が無い、というだけかもしれませんが(^^
BTIへの今後の投資方針は!
※SBI証券より引用
今年は新NISAの成長投資枠で100万円分を上限にちょこちょこ追加購入していきたいと考えています。
現時点では約15万円分を購入済みですから、残りは約85万円分ですね。
証券口座にドルは無くなってしまったため、ドル転しないといけませんが、また円安方向になっていますから悩みます。
本当にドル転する瞬間だけ1ドル100円ぐらいになって欲しい(^^
ADR銘柄であるBTIの購入を検討しているあなたの参考にもなれば幸いです。
それでは、また。
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