こんにちは。シーナと申します。
今回は、便利な決済サービス「あと払い ペイディ(Paidy)」のメリット・デメリットを纏めてみました。
ペイディはクレジットカードを持っていなくてもECサイト等であと払い(や分割払い)が利用できる決済サービスです。
ペイディはAmazonのセール中にお得に支払いができる決済方法としてよく挙げられており、少し前から気になっていました。
そこで、あと払い ペイディの利用は危険なのか?
ペイディを利用することのメリットやデメリットは何があるのか?
これらを確認しています。
最初に結論です。
ペイディは正しく使えば危険ではありません。
手数料はゼロにすることができます。
なかなかに便利な決済サービスだと思いましたね。
ただ、お得に(高還元率で)利用できるシーンはかなり限定的な気がします。
そのため無理に利用しなくてもよいのかなとも思います(^^
今回しっかりと調べる前は何となくリボ払いのような危険な(高額な利息や商品代以上の高額な手数料の支払いが発生する)イメージが有りましたが、使い方を間違えなければ便利な決済サービスであることが分かりました。
つまり、逆を言えば使い方を間違えると余計な手数料や高額な利息の支払いが発生するということですけどね。
それでは、なぜこの結論となったのか、具体的なペイディのメリット・デメリットを踏まえて後述します。
あと払い ペイディが気になるあなたの参考になれば幸いです。
なお、当記事の内容は随時更新しますが、特に明記していない限り、2024年1月30日現在の情報です。
ペイディの利用は自己責任でお願いします。
- ペイディ(Paidy)あと払いは危険?利用するべきか?
- ペイディ(Paidy)のメリットは!
- ペイディ(Paidy)はメールアドレスと携帯電話番号のみで使える!
- ペイディ(Paidy)の最大のメリットは分割手数料無料で分割払いができること!
- 参考:ペイディ(Paidy)はなぜ無料にできる?運営会社はどこで利益を出している?
- ペイディ(Paidy)はAmazonで最大10%還元で使える!
- ペイディ(Paidy)のデメリットは!
- ペイディの手数料が無料になるのは口座振替のみ!
- 支払いが1日でも遅れると年率14.6%の遅延損害金と回収手数料が発生する!
- ペイディ自体は還元率ゼロ!ポイント還元やキャッシュバックはない!
- ペイディ(Paidy)あと払いを利用するべきかまとめ!
- 終わりに
- 関連記事です。
ペイディ(Paidy)あと払いは危険?利用するべきか?
改めて結論です。
ペイディは正しく使えば危険ではありません。
手数料はゼロにすることができます。
メールアドレスと携帯電話番号があれば無料で利用できるという手軽さとAmazonを含め利用できるECサイト等もかなり多いため、便利な決済サービスとして選択肢のひとつとして利用できるようにしておいてもよいと思いました。
ただ、お得に(高還元率で)利用できるシーンはかなり限定的な気がします。
そのため無理に利用しなくてもよいのかなとも思います。
私は他の決済方法よりもお得に(高還元率で)使えるタイミングがあれば使うかも、というスタンスです。
それではまずはペイディのよい点から。
ペイディ(Paidy)のメリットは!
ペイディのメリットは以下の通りです。
- メールアドレスと携帯電話番号があればあと払いができる
- 手数料無料(金利なし)で分割払いが可能(要本人確認)
- 様々なECサイト等で利用可能
- Amazonは最大10%還元
ペイディ(Paidy)はメールアドレスと携帯電話番号のみで使える!
まず、メールアドレスと携帯電話番号があれば(クレジットカードを持たなくても)あと払いができる利用のしやすさ(ハードルが低い点)がありますね。
様々なECサイトでペイディは利用可能になっています。
決済時に掛かる手数料は無料です。
年齢制限などでクレジットカードを持っていない人には、うれしい点だと思います。
ただ、クレジットカードを既に持っている場合はこれらは特にメリットとは感じないですよね。
ちなみに、利用料金の支払いはクレジットカード(以下、クレカ)と同じです。
ペイディを利用した翌月(10日まで)に利用代金を基本的には一括で支払います。
当月内の利用は(ユーザーごとにある上限までは)何回しても支払いは翌月にまとめて支払います(あと払いします)。
参考リンク:利用可能額が知りたい : ペイディ カスタマーサポート
ペイディ(Paidy)の最大のメリットは分割手数料無料で分割払いができること!
ペイディの最大のメリットは手数料無料(金利なし)で分割払いができることだと思います。
本人確認をすることで分割手数料無料で3回まで分割払いが可能になります(ECサイトにより6回、12回のあと払いも選べます)。
分割払い=リボ払い(金利・利息有)のイメージが強かったのですが、ペイディは本当に単に分割して支払うことができます。
分割手数料を無料にするにはペイディの利用料金の支払い方法は限定されます(口座振替か銀行振込のみ)が、これは素直にすごいなと思いますね。
参考:ペイディ(Paidy)はなぜ無料にできる?運営会社はどこで利益を出している?
ペイディの運営会社はPayPalホールディングスの子会社である株式会社Paidyです。
株式会社Paidyは、ペイディの加盟店であるECサイト(AmazonとかQoo10とか)からの手数料ビジネスで利益を確保しています。
クレジットカード等のリボ払いとは異なり、我々消費者からは手数料を取らないことでサービス利用者を増やす施策を取っているということですね。
我々の代わりに手数料を支払うのはペイディ加盟店です。
ペイディの加盟店側は機会損失(お金が不足していて購入を見送る)を防ぐことができるメリットがあります。
手数料を負担してでも商品やサービスを買って貰った方が嬉しいということですね。
この考え方のため、我々はペイディを無料で利用できる訳です。
ペイディ(Paidy)はAmazonで最大10%還元で使える!
個人的にペイディで一番メリットに感じた点です。
平時は最大5%還元です。
===後日追記ここから===
2024年2月1日以降、平時は最大3%還元になってしまいました。
以前は1回の決算金額8,000円以上が3%還元でしたが、1回の決算金額7,000円以上が3%還元となっています。
3%還元になるハードルが下がったのは嬉しいですが同時に還元上限も下がった(12,000円以上の5%還元が無くなった)ため改悪のような改善のような微妙な感じです(^^
細々とした買い物には便利だと思いますけどね。
なお、今後後述する大型セール中の還元率も変更になる可能性があります。
===後日追記ここまで===
事前にキャンペーンにエントリーが必要になりますから利用する場合はエントリーを忘れないようにしたいですね。
参考リンク:あと払い(ペイディ)ポイント還元キャンペーンはこちら
そして、Amaoznプライムデーやブラックフライデー等の大型セール中にはプライム会員は還元率が2倍になり、最大10%還元でペイディを使えるようになります。
以下はこの前(2023年11月)あったブラックフライデーの時のキャンペーン内容です。
最大10%還元はAmazonプライム会員である必要があります。
以下の紹介リンクからAmazonプライム(もしくは学生ならPrime Studentがおすすめ)に会員登録して、30日以内にAmazon.co.jpで2,000円以上の買い物をすると1,000ポイントが貰えます。
参考リンク:Amazonプライム登録&条件達成で1000ポイント獲得キャンペーンはこちら
AmazonプライムもしくはPrime Studentに新規登録をする人であれば30日間の無料体験中でも参加可能です(1,000ポイント付与時点でプライム会員である必要はあります)。
また、2,000円以上の買い物は、みんな大好き Amazonギフト券でも大丈夫です。
Amazonギフト券の有効期限は10年間ありますから、すぐに買いたいものが無くても安心ですね。
ただ、1回の注文の合計金額が2,000円以上(クーポンによる値引き分を含まず)である必要がありますから、この点だけはご注意ください。
現時点で一番お得にAmazonプライム会員になる方法だと思います。
本キャンペーンは終了日未定ですが、有効な間に、ぜひご活用ください。
Amazonプライムの会費は月額プランで税込600円、年間プランは税込5,900円(月割すると約492円)です。
(大学生や専門学生(高等専門学校含む)の場合、ほぼ同じサービスレベルのPrime Studentを半額で利用出来ます。無料期間も6ヶ月あります。)
詳しくは以下の紹介リンク先を参照してください。
プライム会員のメリットは以下に纏めています。
ただ、最大10%還元になるのは、これまでの例だと1回の決済金額が12,000円~15,000円までの買い物が対象です。
10%の時を狙って買い物をするにはなかなか難しい金額ですよね。
そのため必ずペイディを利用する必要はないというのが私の結論です。
ちょうどAmazonでこの金額の範囲に収まりそうな買い物をする際には利用したいと思いますから、支払いの選択肢のひとつとしてペイディを持っておいてもよいと考えています。
それでは次にペイディの危険な点、デメリットになります。
ペイディ(Paidy)のデメリットは!
ペイディのデメリットは以下の通りです。
- 無料になるのは口座振替のみ
- 支払いが遅れると高額の遅延損害金が発生する
- ペイディ自体は還元率ゼロ
ペイディの手数料が無料になるのは口座振替のみ!
まずペイディでは利用した翌月10日まで(口座振替の場合は基本12日まで)に利用金額の支払いが必要になります。
支払い方法には口座振替、銀行振込、コンビニ払い等があります。
この時の支払手数料が無料になるのは基本的に口座振替のみです。
その他の方法では手数料が発生します。
例えば、コンビニ払いの場合は一括払いで税込390円です。
分割払いする場合、1回毎に支払手数料は発生します。
詳しくは以下の公式サイトを見てください。
参考リンク:手数料について知りたい : ペイディ カスタマーサポート
ペイディのアプリから本人確認をすることで分割手数料は無料(口座振替と銀行振込のみ)になります。
正確には本人確認をしないと分割払い(3・6・12回あと払い)はできません。
分割できる回数(3回、6回、12回)はECサイトごとに異なります。
参考リンク:分割手数料無料*の3・6・12回あと払いで月々のお支払いを調整|翌月後払いのPaidy
以上のことから、ペイディを利用する場合は口座振替の利用が必須です。
すぐに後述しますが支払いを滞納すると遅延損害金が発生します。
支払いをうっかり忘れてしまうリスクを減らす意味でもコンビニ払いや銀行振込ではなく口座振替が必須と思いますね。
何らかの理由で口座振替を利用できない場合は、ペイディの利用は止めた方がよいでしょう。
口座振替に利用できる銀行は以下の公式サイトを見てください。
ほとんどの銀行が利用できると思います。
参考リンク:引き落とし口座として登録可能な金融機関が知りたい : ペイディ カスタマーサポート
支払いが1日でも遅れると年率14.6%の遅延損害金と回収手数料が発生する!
何らかの理由で前月分の支払いを期日の翌月10日まで(口座振替の場合は12日まで)に行わない(行えない)場合、ペイディの利用停止と年率14.6%の遅延損害金、1回153円の回収手数料の支払いが発生します。
遅延損害金 = 支払い額 × 14.6% × 未払い日数 ÷ 365
例えば、1万円の支払いを30日間遅延(滞納)した場合の遅延損害金は120円です。
回収手数料と合わせると最終的には10,273円支払う必要があります。
これだけ見ると大したことはない額と思うかもしれません。
ただ、元々の支払額が高額だったり、滞納期間が延びると、追加で支払う金額はどんどん高額になっていきます。
さらに債権回収業者(弁護士事務所など)に委託された場合、債権の保全実行のために要した費用は実費請求となります。
支払いに遅れると催促されるだけではなく、個人信用情報に記録が残ります。
大体2ヶ月滞納するとブラックリストに載ってしまうようです。
この状態になると最悪裁判沙汰になり、財産の差し押さえが発生する可能性もあります。
また、遅延損害金を含めて支払いを済ませたとしても信用情報の記録は5年間は残ったままです。
この間はクレジットカードを作れない(更新できない)、ローンを組めなくなる、賃貸契約ができない等の弊害が出てきます。
これはクレジットカードの支払いを滞納しても同様ですからペイディだけ特別に心配するようなことではありません。要するに支払いに遅れなければよいだけです。
絶対に支払いは期日までに行うようにしましょう。
そのためにも支払い方法は口座振替が必須です。
少なくとも、うっかり支払いを忘れるというリスクは減らせますよ。
ペイディ自体は還元率ゼロ!ポイント還元やキャッシュバックはない!
ペイディ自体にはポイント還元もキャッシュバックもありません。
還元率は現金払いと同じイメージです。
あくまでクレカ無しでもあと払いできる、手数料無料で分割払いできるという点が便利なのであって還元率がよいお得な決済方法という訳ではないのですね。
Amazonでペイディ払いをするとお得になるのは、Amazon側が還元キャンペーンを実施しているからです。
参考リンク:あと払い(ペイディ)ポイント還元キャンペーンはこちら
ペイディ(Paidy)あと払いを利用するべきかまとめ!
ペイディは正しく使えば危険ではありません。
口座振替を利用すれば手数料はゼロにすることができます。
お得に(高還元率で)利用できるシーンはかなり限定的な気がしますが、選択肢のひとつとして利用できるようにしておいてもよいと思います。
私は他の決済方法よりもお得に(高還元率で)使えるタイミングがあれば一括払いで使う、というスタンスです。
終わりに
あと払い ペイディが気になるあなたの参考になれば幸いです。
それでは、また。
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注意点もありますがAmazon Mastercardでも3回まで分割手数料が無料です。
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