こんにちは。シーナと申します。
ソースの定番と言えば、ブルドックソースです(関東出身者の意見です)。
そしてブルドックソースには、
ウスターソース、中濃ソース、とんかつソース
の3種類の主力商品がありますね。
今回は、ウスターソース、中濃ソース、とんかつソースの違いは何か?
それぞれのソースのカロリー、糖質、脂質、そして塩分の違いはどれくらいあるのか?
糖質制限中に選ぶならどのブルドックソースが正解なのか?
名前の由来も含めて、これらを調べてみました。
あなたの参考になれば幸いです。
- 【ブルドックソース】ウスター、中濃、とんかつソースの違いは!
- ブルドックソースのウスター、中濃、とんかつに原材料の違いは無い
- こぼれ話:ブルドックソースの名前の由来は!
- 【ブルドックソース】ウスター、中濃、とんかつソースのカロリー、糖質、塩分の違いは!
- 糖質制限中にブルドックソースを選ぶならこれ!
- 終わりに
- 関連記事です。
【ブルドックソース】ウスター、中濃、とんかつソースの違いは!
ブルドックソースには、ウスターソース、中濃ソース、とんかつソースがありますね。
ソースは(も)地域によって嗜好の差があるようです。
一般的に東日本では中濃ソース、西日本ではウスターソース、とんかつソースが好まれています。
私は中濃ソース派閥の人間ですが、あなたはどのソースが好きですか?
とろみ(粘度)や味に特徴がある3種のソースですが、実は日本の規格的には全て「ウスターソース類」に分類されています。
さて、まずはウスターソース。
始まりのソースですね。
まずウスターソースが、19世紀初めにイギリスのウスターシャ地方に住む主婦によって偶然作り出されたことがソースの始まりと言われています。
地名が名前の由来なのですね。
子供の頃は、薄いからだと思っていました。
明らかに中濃ソース、とんかつソースとは、とろみ(粘度)が異なります。
とろみが少なく、シャバシャバです。
ウスターソースは、JAS規格で「粘度が0.2Pa・s未満」と定義されています。
(「Pa・s」はパスカル秒と読みます。詳しくはWikipediaを見てください。)
定食屋でウスターソースが置いてあると、醤油と見分けがつかないことが多々あります。
あれははっきり分かるようにラベリングして欲しいですね。
味はスパイシーでやや辛口です。
ブルドッグのウスターソースの賞味期限は開封前で24ヶ月あります。
開封後は、衛生状態を保ち冷蔵庫に保存した場合、約60日です。
次は中濃ソース。
関東では定番ですね。
関東地方にある私シーナの実家では、ソースと言えば中濃ソースでした。
ウスターソースの辛味、とんかつソースのマイルドさ。
この両方を兼ね揃えたいいところ取りのソースです。
とろみも中間です。
それもそのはず、中濃ソースは、ウスターソース、とんかつソースの後に販売されました。
一番後に販売されたわけで、いいところ取りなのも頷けますね。
中濃ソースを最初に販売したのは、キッコーマン株式会社です。
第1回目の東京オリンピックがあった昭和39年(1964年)のことだそうです。
中濃ソースは、JAS規格で「粘度が0.2Pa・s以上2.0Pa・s未満」と定義されています。
中濃ソースを選んでおけば、間違いありません(関東出身者の意見です)。
ブルドッグの中濃ソースの賞味期限は開封前で24ヶ月あります。
開封後は、衛生状態を保ち冷蔵庫に保存した場合、約30日です。
ウスターソースよりも短いのですね。
最後はとんかつソース。
とんかつ専用ソース!ではありません。
いわゆる濃厚ソースになります。
とんかつソースは、一番とろみがあり、甘みを感じるマイルドなソースです。
濃厚ソースは、JAS規格で「粘度が2.0Pa・s以上」と定義されています。
(とんかつソースという名前では、JAS規格では定義されていません。)
ブルドッグのとんかつソースの賞味期限は開封前で24ヶ月あります。
開封後は、衛生状態を保ち冷蔵庫に保存した場合、約30日で中濃ソースと同じです。
ちなみに、とんかつソースは、神戸のオリバーソース株式会社が、昭和23年(1948年)に市販化に成功したことで世に広まりました。
東京のとんかつの屋台で出されていたソースをヒントに開発されたため、とんかつソースという名前になったようです。
最初は、神戸や明石で「たこ焼き用」として、その後、大阪で「お好み焼き用」として人気になったそうです。
ブルドックソースのウスター、中濃、とんかつに原材料の違いは無い
とろみ(粘度)や味、賞味期限は異なりますが、原材料自体や製造工程には大きな違いは無いそうです。
ブルドッグソースは、公式サイトによると、自然と健康で出来ています。
はい。
で、具体的には、約30%のお酢と「果実に野菜」、「スパイスと調味料」で出来ています。
確かにお酢が3割ですから健康によさそうな気がします。
使用されている果実と野菜は、りんご、トマト、プルーン、レモン、たまねぎ、にんじんで、ウスターも中濃もとんかつもすべて同じです。
ウスター、中濃、とんかつソースでは、果実、野菜、スパイス、調味料の配合が異なるということですね。
そしてとろみ(粘度)は、原料となる果実や野菜の処理方法(ピューレやペースト等)によって変わります。
でんぷん等を加えて調整することもあるようです。
各ソースのより詳しいJAS規格を知りたい場合は、農林水産省のサイトで公開されています。
こぼれ話:ブルドックソースの名前の由来は!
なぜ「ブルドック」ソースなのか。
今となってはお馴染み過ぎて違和感もありませんが、こうして記事を書いてみると素朴な疑問が湧きました。
そのため調べてみたところ、理由は以下の2点だそうです。
- イギリス(ソース発祥の地)ではブルドックがシンボル犬として愛されている
- ソースが日本で受け入れられ始めた大正末期当時、ブルドックがペットとして人気だった
ブルドックのように愛されるソースになりたい。
そういう想いが込められた名前であり、社名でもあるようです。
分かるような分からないような感じですね(笑)。
ブルドックって、大正末期からペットとして人気だったという方が私には意外でした。
【ブルドックソース】ウスター、中濃、とんかつソースのカロリー、糖質、塩分の違いは!
以下、各ブルドックソース100ml当りの栄養成分(カロリー、糖質、脂質、塩分等)を一覧表に纏めました。
※スマホで見切れる場合は、横にしてみてください。
いかがでしょうか。
「中濃ソース」と「とんかつソース」は、カロリーや糖質もほとんど同じです。
塩分は中濃ソースの方が多いです。
そして、「ウスターソース」は、カロリーと糖質は一番少ないです。
しかし、塩分が一番多いのは意外でした。
つまり、とんかつソース<中濃ソース<ウスターソースの順に濃いということですね。
とろみ(粘度)を付けるために繊維質を加えることによって塩分が下がります。
さて、この結果を踏まえて、糖質制限中に選ぶソースは!
糖質制限中にブルドックソースを選ぶならこれ!
ブルドックの「糖類カロリー50%カットソース」です(^^
はい。
選択肢に無かったじゃないかとおっしゃりたいのはよく分かります。
でも、残念なことにソースは糖質が多いですから、この商品が唯一の選択肢です。
私もスーパー糖質制限中は、この「糖類カロリー50%カットソース」を利用していました(2017年当時は、名前が微妙に違いましたけどね)。
メンチカツやハムカツは意外と低糖質なため、よく低糖質なパンに挟んで、このソースを掛けて食べていました。
ローソンの食パンや大麦パンは、気軽に買えてコスパがよいですし、
全国展開する食パン専門店「一本堂」の低糖質パンも専門店にしてはお手頃です。
さて、この商品を加えて、再度一覧表に纏めました。
※スマホで見切れる場合は、横にしてください。
いかがでしょうか。
カロリー、糖質(残念ながら糖類オフなのですよね)が一番低いですね。
味やとろみは中濃ソースです。
普通においしいですよ。
おすすめです。
ただ、ウスターソースと比較すると糖質量はそこまで差はありませんね。
ソースはウスターというあなたは、ウスターソースでもありですよ。
終わりに
あなたの参考になれば幸いです。
それでは、また。
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