こんにちは。シーナと申します。
2018年6月29日に郵便受けを見たところ、安田倉庫(証券コード:9324)から
株主優待券が届いていました。「おこめ券」2枚です。
安田倉庫(証券コード:9324)は、
同業他社と比べて高い利益率(5%強)を誇る普通倉庫業界の上位2番手グループ。
横浜市や東京港区に不動産を多く保有し賃貸収入(昨年度17億円)も安定して得ています。
2019年12月に設立100周年を迎えます。
「おこめ券」、約20年以上ぶりに手にしました。
このような機会でも無いとおそらく自分が利用者になることはなかったでしょう。
今回、株主優待で得た「全米販おこめ券」について調べてみました。
皆さんは「おこめ券」に、どのような印象をお持ちでしょうか。
私はよい意味で「昭和!」と思っていましたが、販売開始は昭和58年(1983年)から。
主に「平成」から流通した商品券なのです。
- 全米販(ぜんべいはん)おこめ券
- 気になる価値は?
- 差額は?
- 発行時期で額面が違う
- どこで、何に使える?
- 変わったところで
- 類似の商品券
- 安田倉庫(9324)の投資判断
- おすすめの銘柄分析ツール
- 終わりに
- 関連記事です。
全米販(ぜんべいはん)おこめ券
全国米穀販売事業共済協同組合が発行している「商品券」です。
「全米販」は、全国米穀販売事業共済協同組合の略称でアメリカは関係ありません。
お米の普及を目的とした米穀卸売業者の互助組織です。
気になる価値は?
全国のお米屋さん、スーパー、デパート、もしくは全米販のネット通販などで購入できます。
1枚500円(税込)。
そして額面440円の商品券として使えます。
有効期限はありません。
贈答用ですね。
私も高校か大学入学の時にお祝いにいただいた記憶がかすかにあります。
※表に1kgとありますが、これは目安です。
1kgのお米と交換できるわけではありません。
差額は?
差額の60円は経費分です。
貰ってうれしい商品券ですが、発行元からすると「商品券」は「負債」ですし、全米販はお米の普及が目的ですので、ここで直接的な利益は求めていないでしょうね。
発行時期で額面が違う
昭和61年(1986年)から平成19年(2007年)の期間に発行されていた「おこめ券」は額面540円として現在でも使えます。
有効期限はありませんから。
券の表の右下(や右上)にある数字「XX-440」や「XX-540」の部分で額面の確認ができます。
昭和61年以前は額面520円だったようです。
お米の値段は下がっているようですね。
どこで、何に使える?
全国のお米を取り扱うほとんどのスーパー、デパート、大手ドラッグストアや
ファミリーマートで利用できます。
基本的にはお米の購入に利用できますが、他の商品の代金としても利用できます。
おつりは出ません。
炊飯器を持っていない私にも、使い道に困らない、うれしい商品券です。
折を見て有効活用してみたいと思います。
※後日談
某大手スーパーで利用しようとしたところ、購入品にお米が含まれないと
支払いには使えないとのことでした。
改めて調べたところ、店舗毎の判断でお米以外での利用可否が変わるようです。
ご注意ください。
変わったところで
2018年7月8日現在、ビジネスホテル「東横イン」の宿泊費として利用できるようです。
類似の商品券
同じような商品券にJA全農が発行している「おこめギフト券」があります。
購入金額や額面、有効期限なしも同じです。
そのため違いは発行元だけと言ってよいですが、利用できるお店が若干違います。
「おこめギフト券」は全国のJAでも使えますが、ファミリーマートでは使えません。
以前、いただいたのはこちらだったかも知れません。
安田倉庫(9324)の投資判断
2018年7月8日現在
株価:881円
実績PBR:0.39
予想PER:13.37
ROE:3.0%
配当利回り:1.59%
2018年(平成30年)3月期の有価証券報告書によると、
賃貸等不動産に含み益が約180億円(前年度は約170億円)あり、
保有する有価証券の含み益も約420億円(前年度は約370億円)と資産も潤沢です。
2018年7月8日の時価総額は287億円ですから倍あります。
指標的に割安であり、安定した業績推移で安心して保有していられる銘柄です。
2018年7月8日現在は相場全体の下落に引きずられ、株価を下げています。
7月3日に880円で100株だけ追加購入、さらに800円前半まで下がるようであれば
追加購入したいと考えています。
チャートを確認するとたまに急上昇することがあります。
そのまま株価が落ちてこないということはないようですので(希望的観測)、
うまく捉えられるとおもしろいかもしれません。
おまけ優待
ちなみにおこめ券以外にも安田倉庫が保有する「ラビスタ函館ベイ」ホテルの宿泊券が同封されていました。有効期限は2018年12月15日まで。
おすすめの銘柄分析ツール
私は銘柄分析には「マネックス証券 」を利用しています。
当初IPO目的で口座開設したのですが、「銘柄スカウター」ツールが非常に便利で使い勝手がよく手放せなくなりました。
「過去10年間の企業業績」、「事業セグメント毎の構成比や利益率」、「過去5年間の事業セグメント毎の売上高、利益のグラフ表示」等が無料で確認できます。
本当に無料でよいの?
と心配になってしまうぐらい充実したツールです。
口座開設も維持費も無料ですから「マネックス証券 」を利用しない理由がありません。
おすすめです。
当ブログに記載した内容は、あくまで私シーナの個人的な見解です。掲載している情報については、細心の注意を払って正確なものを掲載するように心掛けていますが、これらの情報の正確性、完全性を保証するものではありません。当ブログの情報を利用されたことで直接・間接的に生じた如何なる損害に関し一切責任を負うものではありません。投資はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
終わりに
7月9日から決算発表する企業が多くなっていきます。
相場環境は決してよくありませんし、株価がどう反応するか、
慎重に楽しく見守りたいと思います。
それでは、また。
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