こんにちは。シーナと申します。
投資、してますか?
昨年2019年は一般NISA枠を90万も残してしまい勿体ない思いをしました。
今年こそはと気持ちが逸っていたのでしょう。
2020年は明らかに購入するタイミングが早すぎました。
2020年2月は、2019年10~12月期の国内総生産(GDP)が年率換算では6.3%減だったという前振りがあった後、新型コロナウイルスの影響懸念の急速な拡大により、完全に弱気相場(ベア)になりました。
「落ちてくるナイフは掴むな」という有名な相場格言もあります。
でもね。
いつナイフは地面に刺さるのか?
それが分かったら苦労しないですよ。
それにバウンドすることもあるでしょうし、
めり込みすぎて突き抜けることもあるでしょう。
タイミングが難しい。
さて、今回は2020年2月現在までの自分の投資判断は、どうだったのか。
2020年2月の最終週に進行した株価下落に関して、後で自分の投資を振り返るための備忘録です。
あなたの何かの参考にもなれば幸いです。
- 2020年2月の日経平均株価とNYダウ平均株価の推移
- 2020年2月末、日本の状況について
- 株価の下落時にやってはいけないこと
- 2020年2月の投資状況
- 2020年3月以降の日経平均株価の見通しについて
- 終わりに
- 関連記事です。
2020年2月の日経平均株価とNYダウ平均株価の推移
新型コロナウイルスによる実経済への影響懸念から連日株価が下がっています。
(まだ懸念段階なのですよね・・・・・・。)
特に2月25日から28日までの2月の最終週の下落の勢いはすごかったですね。
それでもまだ暴落というレベルではありません。
(100年の一度の金融危機と言われたリーマンショック時で約50%ぐらいの下落です。これが大暴落ですね。)
日経平均株価は約12%の下落し、
※SBI証券の2年チャートより引用
NYダウ平均株価は約14%下落でした。ドル円も112円から108円まで下がっています。
※SBI証券の2年チャートより引用
2018年10月から12月末に掛けて下落した時の方が下落率は大きいです。
ただ、当時(2018年12月頃)は特に何とも思いませんでした。
それがなぜか今回(2020年2月)の下落には強い不安感(いつまで下落が続くのか)と焦燥感(買いたいという気持ち)があります。
短期間での下落ということも、もちろん理由としては大きいとは思いますが。
それよりも実経済というか今後の自分の生活への悪影響を肌で感じていることが、より大きい気がしています。
モニタ越しの数字だけではないということですね。
2020年2月末、日本の状況について
2020年2月17日に内閣府が発表した2019年10~12月期の国内総生産(GDP)が5四半期ぶりにマイナス成長になりました。
物価変動の影響を除く実質で前期比1.6%減、年率換算では6.3%減でした。
消費税増税や暖冬の影響と言われています。
とはいえ、この時はまだそこまでこの発表の影響は無かったと思います。
その後、新型コロナウイルスへの懸念が急速に広がりましたね。
2020年2月23日から2月28日の1週間は、本当に目まぐるしく状況が変わりました。
大規模イベントの自粛要請という名の丸投げから始まり(大規模の定義は?)、
確定申告の期限が4月16日まで延長されたり(これは助かる)、
全国の小中高が休みに入ったり入らなかったり(いやここでも丸投げ?)、
有名テーマパークの3月中旬までの臨時閉園が決まったり(正直遅かったなという印象)、
北海道では非常事態宣言もなされました(心配です)。
その後も各種イベントなどが中止や延期、無観客開催になったりしています。
東京オリンピックの開催も懸念され始めていますね。
デマでトイレットペーパーまで売り切れる始末ですよ。
(近所のコンビニでも一人1個までという購入制限の貼り紙がしてありました。実際に購入している主婦の人も多かったです。)
そして東京では通勤電車の人の数が27日ぐらいから明らかに少なくなりました。
普段は席に座れないのに、普通に座れるようになっています。
ここで私は本格的に新型コロナウイルスの影響を実感したような気がします。
普段なら電車が空いていてうれしいですが、この状況だと逆に怖いです。
今後しばらくは人の動き・流れが明らかに変わる訳で、外食とか娯楽系企業への影響は当然大きくなることが実感として想像できます。
その他の業界にもいろいろと影響は出てくるのでしょう。
そういう業界ではない私のところでも顧客との会議や打ち合わせが3月下旬以降にリスケされたり、Web会議になったりしています。
また、時差通勤以外にも急にリモートワークの通達が上の方から出たりと対応にバタバタしています。
一言で言うと日本全体が目に見えない不安から混乱状態という感じですね。
リアルな経済活動への減速懸念はかなり高まっています。
そして国際的にはGDPが2四半期連続のマイナス成長となることは「テクニカル・リセッション(技術的な景気後退)」と定義されています。
要するに日本は不況が始まったと見做されるということですね。
元々、2020年1月~3月期のGDPもやばそうだったところに現在の新型コロナウイルスの影響でリセッションはほぼ確実視されています。
ブルームバーグのエコノミスト調査でもエコノミスト14人のうち9人が2020年1月~3月期のGDPは、マイナス成長を予想しています。
(まあ、個人的にエコノミストってあんまり信用していないのですけどね。)
今後2週間で希望通りに新型コロナウイルスは終息に向かうのか、はたまたしばらく続くのか。
(日本における感染者数も検査が受けられないことで過少になっていると思いますから、今後数字的には一旦は急激に増えるとは思います。)
経済や生活への副作用など難しい判断が求められるとは思いますが、日本政府ももう少しリーダーシップを発揮して欲しいなと思います。
年度末の無駄な工事とか止めて、必要なところに予算を集中して欲しいですよ。
株価の下落時にやってはいけないこと
「狼狽売り」と「ナンピン買い」ですね。
これもよく聞きます。
私ですか?
どちらもやってしまいました。
我慢できませんでした。
キャピタルゲイン目的で購入した銘柄のうち、利益があったものに関しては、27日と28日に慌てて売ってしまいました。
反省点としては、どうせ売るのならもっと決断を早めないといけなかったです。
ただ、現時点では、すでに買値よりも下がっていますから0点ではなかったとは思います。
とりあえずは生き残ることが重要ですよね。
当日買い戻そうかとも思ったのですが、なかなか思い切れませんでした。
当日に同一銘柄を売り買いすると単価の計算がややこしいことも理由の一つですが、まだもう一段下がりそうな気がしています。
ナンピン買いは、完全に早まったなと思います。
配当目的の銘柄だけですが、もう少し待てばよかったです。
まあ、2月29日現在の結果論ですけどね。
(ちなみにキャピタルゲイン目的の銘柄で含み損がある銘柄はしっかりと放置です。)
今は欲しい銘柄があっても慌てて購入しないように、しっかりと吟味したいと考えています。
2020年2月の投資状況
と言いつつ、ナンピン買い以外にもいくつか新規に購入してしまいました。
以下の4つの銘柄です。
ブリヂストン(5108)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、蔵王産業(9986)が配当金目的。
ダイオーズ(4653)はキャピタルゲイン目的です。
合計で約100万円ですね。
すでに含み損状態です。
特にブリヂストン(5108)が痛い。
2月17日の決算を見て、いけると思って買っちゃいました。
(この時点ではまだ新型コロナウイルスの影響も半信半疑でしたよね?)
今でもブリヂストンはナンピン買いしそうになりますが、ぐっと我慢ですね。
他の銘柄は、さすがに1週間も下落が続けば落ち着くんじゃない?という何の根拠もない理由で買ってしまいました。
その後、一旦冷静になるためにこうして記事を書いています。
2020年3月以降の日経平均株価の見通しについて
1,2ヶ月ぐらいはダラダラと下がると思っています。
先ほどの銘柄以外にも2月29日現在では、このラインになったら買おうと思っていた銘柄リストは、結構な数がそのラインを超えています。
しかし、いざこうなってみるとなかなか踏み切れません。
2月28日夜にパウエルFRB議長が利下げに含みを持たせたコメントをしたことで、NYダウは終盤かなり値を戻しています。
25,000ドルを回復しました。
そのため、来週(今週)の日経平均株価も(衝撃的なニュースが流れない限り)一旦戻しがあるのかもとは思います。
ただ、今後新型コロナウイルスの影響を踏まえた実際の各種数字が出てきたときに、もう一度下がるような気がしています。
その時はダラダラと下がり続けるような感じと思っています。
ラインとしては、日経平均株価のPBR1倍は約20,700円ですが、心理的な節目の20,000円を割って、19,000円に近づくかなと。
それで大体2018年12月と同じ約21%下落ぐらいになりますね。
そのときに残資金の40%を投入出来るように準備しておきたいと考えています。
ある程度余力は残しておかないと、さらに下がった時に買えませんからね。
ただ、本当にそうなったとしても少なくとも外食系や娯楽系の企業には自分は手が出せない気がします。
あまり影響がなさそうな他の業界から欲しい銘柄を選んで、資金を投入していきたいと思います。
でもこういうときに買えるかどうかでリターンが大きく変わるのでしょうね。
当ブログに記載した内容は、あくまで私シーナの個人的な見解です。掲載している情報については、細心の注意を払って正確なものを掲載するように心掛けていますが、これらの情報の正確性、完全性を保証するものではありません。当ブログの情報を利用されたことで直接・間接的に生じた如何なる損害に関し一切責任を負うものではありません。投資はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
終わりに
果たして、この判断は吉と出るのか凶と出るのか。
もしかすると絶好の買い場だったのかもしれませんね。
後日、振り返ってみたいと思います。
その時まで今後も市場を注視していきたいと思います。
くれぐれも投資は自己責任で。
それでは、また。
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