こんにちは。シーナと申します。
今回はGoogleアドセンスから突然届く「AdSense サイト運営者向けポリシー違反レポート」のメールで「新たな違反が検出されました」と言われたときの解除方法を紹介します。
完全に油断していました。
当ブログを2018年6月に始めてから3年以上が経ち、アドセンスのポリシー違反もこれまで一度もありませんでしたからね。
最初の頃はちょくちょくポリシーセンターを見てポリシー違反が無いか確認していたのですが、いつしか確認しなくなっていました。
まさか自分がポリシー違反となるなんて思いもしませんでした。
2021年8月24日の未明に届いていた「AdSense サイト運営者向けポリシー違反レポート」というメールに気づいて、中身を確認したのも本当にたまたまでスルーしていてもおかしくありませんでした。
要修正が「いいえ」であってもスルーせず、速やかに対処しましょう。
ということで、今回はGoogleアドセンスから突然届く「AdSense サイト運営者向けポリシー違反レポート」のメールで「新たな違反が検出されました」と言われたときの解除方法を紹介します。
あなたの参考にもなれば幸いです。
- アドセンスのポリシー違反レポート「新たな違反が検出されました」が届いた時の解除方法
- ステップ1:アドセンスのポリシー違反の内容を確認する
- ステップ2:アドセンスのポリシー違反の記事を修正する
- ステップ3:審査をリクエストして審査結果を気長に待つ
- 終わりに
- 関連記事です。
アドセンスのポリシー違反レポート「新たな違反が検出されました」が届いた時の解除方法
対処方法の流れは、以下の通りです。
- アドセンスのポリシー違反の内容を確認する
- アドセンスのポリシー違反の記事を修正する
- 審査をリクエストして審査結果を気長に待つ
重要なポイントは3になります。
後述しますが解消方法欄に「審査をリクエスト」ボタンが出ている場合は、明示的にアクションをしないといつまでもポリシー違反の状態のままです。
要修正欄が「いいえ」であれば、該当の記事にもアドセンス広告は表示されます。
(後述する私の該当記事も普通に広告が表示されていました。)
とはいえ、広告配信ステータス欄に「需要の制限」とあるように表示される広告は制限されますからよいことはありません。
影響範囲がページ単位であってもサイト全体にも悪影響が出かねませんから速やかに対処をしましょう。
なお、要修正欄が「はい」の場合、広告配信ステータス欄は「広告配信の停止」となっている可能性が高いと思います。
この場合は、広告が表示されませんからより緊急性が高いですね。
解除方法は一緒です。
それでは順番に紹介します。
なお、画像は見やすさ優先でサイズはバラバラです。
ご了承ください。
Google および Google ロゴは Google Inc. の登録商標であり、同社の許可を得て使用しています。
ステップ1:アドセンスのポリシー違反の内容を確認する
まずは、一体何が問題でアドセンスのポリシー違反と判断されたのか確認する必要があります。
「AdSense サイト運営者向けポリシー違反レポート」のメール本文にあった「AdSenseポリシーセンター」のリンクをクリックしましょう。
ブラウザが起動し、ポリシーセンターの画面が表示されます。
いつも見慣れた画面「問題は検出されませんでした」ではなく、以下のような表示になっていると思います。
この内容から問題はサブブログ「アウトサイド シーナ」の特定の1ページのみであること、修正は不要そうであることが分かります。
要修正欄が「いいえ」の場合は、正確にはポリシー違反ではありません。
「サイト運営者 / パブリッシャー向け制限コンテンツ」という扱いになります。
以下、Google AdSense のサポートページより引用します。
ヒント: 違反措置に対処する必要があるかどうかは、ポリシー センターの [修正が必要] 列で確認できます。ポリシー違反が原因で違反措置が適用されている場合は、この列に「はい」と表示されます。サイト運営者 / パブリッシャー向け制限コンテンツの場合は、「いいえ」と表示されます。
出典:広告配信に影響する問題を確認するには
「サイト運営者 / パブリッシャー向け制限コンテンツ」への対処は3つ。
修正する、放置する、アドセンスのコードを削除※するのいずれかになります。
※自動広告の場合は広告配信を停止するページを指定します。
以下、Google AdSense のサポートページより一部引用します。
2.[要修正] 列に「いいえ」と表示されている場合は、Google サイト運営者 / パブリッシャー向け制限コンテンツに該当するコンテンツがサイトに含まれています。このタイプのコンテンツを収益化しても問題はありませんが、一部の広告のソースは入札できなくなるため、広告配信が減る可能性があります。
3.サイト、サイトのセクション、ページで、サイト運営者 / パブリッシャー向け制限コンテンツを解消すれば、審査をリクエストできるようになります。また、ページへの広告配信を停止する場合は、該当のページから AdSense 広告コードを削除すると、7〜10 日以内にポリシー センターからそのページが自動的に削除されます。
出典:Google サイト運営者 / パブリッシャー向け制限コンテンツを解決するには
いずれの対処をするにもまずは問題のページ(記事)とポリシー違反の内容を確認しなければ話になりません。
該当の行で日付の横をクリックすると詳細が表示されます。
ページ欄に該当ページへのリンクが表示されています。
私の場合は以下の記事がポリシー違反(分かりにくいため今後もポリシー違反と表記します)の対象でした。
ただ梨が食べたいという人畜無害の記事ですよ。
この記事の何が問題なのか、さらに日付の右横のアイコンをクリックすると詳細が展開されます。
解消方法は以下の通り。
問題については以下の通りです。
なるほどですね。
どうやら私のサブブログの梨が食べたいという記事は「アダルトコンテンツ(性的な内容)」と判定されたようです。
はぁ?
さすがに誤判定だろうと思いましたが、そう判定されてしまったものは仕方ありません。
私がどう思うかではなく、相手(広告主)がどう思うかですからね。
どうやら放置しても問題はなさそうですが、調べる限り放置してもよいことはなさそうです。
サイト全体にも悪影響が出る可能性があるようですから修正することにしました。
参考リンク:ポリシー違反による AdSense アカウント無効化の警告メッセージを受け取った場合 - Google AdSense ヘルプ
補足:アドセンスのポリシーの種類
AdSense プログラム ポリシーは以下の通りです。
再度おさらいしておいた方がよいですね。
- 無効なクリックとインプレッション
- クリックや表示を促す(リワード広告枠以外)
- コンテンツ ポリシー
- 不正なコンテンツ
- 認定された広告枠(ads.txt)
- トラフィック ソース
- 広告の動作
- 広告の配置
- サイトの動作
- 操作性に問題があるサイト
- 技術要件
- プロダクト固有のポリシー
今回はコンテンツポリシーに該当します。
コンテンツポリシーには以下の2つがあります。
- Google パブリッシャー向けポリシー
- Google パブリッシャー向け制限コンテンツ
1に違反するとアカウントが一時的または恒久的に停止される可能性があります。
そして今回のように2に違反すると制限対象ではない他のコンテンツよりも広告配信が少なくなる可能性があります。
Google パブリッシャー向け制限コンテンツには、以下があります。
- 性的なコンテンツ
- 衝撃的なコンテンツ
- 爆発物に関するコンテンツ
- 銃や銃の部品と関連商品に関するコンテンツ
- その他の武器および兵器に関するコンテンツ
- タバコに関するコンテンツ
- 危険ドラッグに関するコンテンツ
- アルコールの販売や乱用に関するコンテンツ
- オンライン ギャンブルに関するコンテンツ
- 処方薬に関するコンテンツ
- 未承認の医薬品やサプリメントに関するコンテンツ
- Google Play ストアから削除されたアプリ
参考リンク:AdSense プログラム ポリシー - AdSense ヘルプ
ステップ2:アドセンスのポリシー違反の記事を修正する
とにかく該当の記事を「アダルトコンテンツ(性的な内容)」という観点で見直します。
1回目はやはり特に文章に問題があるようには思いませんでした。
画像かなとも思いましたが、さすがに考えすぎな気がします。
何も修正せずに審査をリクエストしようかと思いましたが、時間を置いて再度見直してみました。
もう連想ゲームですよね。
なんだか自分がむっつりになった気がします(^^
そうするとこれかなという箇所が何箇所か見つかりました。
ここに記載するとこの記事も「アダルトコンテンツ(性的な内容)」になるかもしれませんから控えますが。
確かに相手が人間ではなくAIなら取りようによってはそう思えなくもないかなという箇所がありました。
それに今読み返すと文章の繋がりが分かりにくいところもありましたからリライトする感覚で修正することにしました。
ポイントはとにかく疑わしい言い回し、キーワードは修正するということですね。
繰り返しとなりますが。
自分がどう思うかではなく、相手(広告主)がどう思うかです。
しかし、該当の記事は2019年12月を最後に更新をしていませんでした。
2年弱ほど経過してからポリシー違反の判定を受けることもあるようですね。
ステップ3:審査をリクエストして審査結果を気長に待つ
文章を自分なりに納得いくまで修正したら審査をリクエストします。
審査をリクエスト出来る回数には上限(200回)があるようです。
逆に言えば、200回はやり直しが出来るということですね。
審査に掛かる時間は通常1週間ですが、それ以上になる場合もあるようです。
以下のように広告配信ステータス欄に「審査中」と表示されていば大丈夫です。
気長に待ちましょう。
とはいえ、やはり気になりますよね。
私は8月25日の夜に審査をリクエストしました。
翌朝、ポリシーセンターを見るといつもの見慣れた画面「問題は検出されませんでした」になっていました。
おおっ、速い。
と思い、審査結果のメールを見ようとGmailを確認しましたが何も来ていません。
審査結果が届いていると思ったのですが、どうやらすぐには来ないようです。
結局、翌日の未明に届きました。
メールの件名が全く同じ「AdSense サイト運営者向けポリシー違反レポート」でしたから、またポリシー違反が見つかったのかとドキッとしてしまいました。
本文をしっかりと読めば、審査の結果、対象のページには審査の時点ではポリシー違反が見つからなかったことが分かります。
これで無事にポリシー違反の状態は解除されたようです。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
突然ポリシー違反だと言うメールが来ると慌ててしまいますが、冷静に対処すれば問題はありません。
ちなみにポリシー違反があってもAdSenseのトップページにはアラートは何も表示されません。
自分でポリシーセンターを確認するか、「AdSense サイト運営者向けポリシー違反レポート」のメールを見落とさないようにしておく必要があります。
アドセンスから届くメールはしっかりと確認した方がよいですね。
初心を思い出しながら、より一層気をつけてブログを続けていきたいと思います。
それでは、また。
関連記事です。
シンガポールの税務情報の提出に必要なことを纏めました。
アドセンスに合格した時の状況です。すでに懐かしい。
1年後の収益です。3年後の今もあまり変わっていません。
サイトリストに登録していますか?
GDPR メッセージにロゴの追加をしない場合の対処方法です。
アドセンスの検索エンジンを設置する方法です。
iHerb のアフィリエイトのやり方です。
iHerb の紹介クレジットのキャッシュアウト方法です。