こんにちは。シーナと申します。
今回は英語の栄養成分表示の見方、読み方を紹介します。
輸入食品やお土産などで海外の食品を目にしたり手にする機会も多いと思います。
ただせっかく栄養成分表示(らしきもの)が有り、なんとなく単語は分かっても日本とは表記の仕方が異なるため、不安が残ります。
糖質制限をしていると糖質量が分からないと食べるのを躊躇してしまいます。
しかし糖質量が分かり、それが低糖質なのであれば、食べない選択肢はありません。
英語が出来ない私が食品選択の幅を広げるため、何とか調べた英語の栄養成分表示について、読み方を紹介します。
あなたの参考になれば幸いです。
- 英語の栄養成分表示
- 糖質は英語でなんという?
- Carbohydrateは炭水化物では?
- Sugarsは糖質ではないのか?
- 脂質は英語でなんという?
- 英語の栄養成分表示(NUTRITION INFORMATION or FACTS)
- エネルギー(Energy)とカロリー(Calories)の違い
- 割合表記(%)は何?
- Serving per XXX は何?
- 賞味期限は英語でなんという?
- 栄養成分表示一覧×英単語×発音×意味
- おまけ:他言語の栄養素の表記
- ベストフーズのリアルマヨネーズ
- 終わりに
- 関連記事です。
英語の栄養成分表示
実際の栄養成分表示をまずは見てみてください。
大体、このいずれかのパターンになると思います。
以下は、ネスレのキットカットの栄養成分表示です。
以下は、ベストフーズのリアルマヨネーズの栄養成分表示です。
以下はオールドエルパソのフラワートルティーヤの栄養成分表示です。
我々が見慣れた日本の栄養成分表示は、大体以下のようなものですね。
以下は、ローソンのブランの焼きドーナツコーヒーの栄養成分表示です。
日本の栄養成分表記については以下の記事で紹介しています。
ブランの焼きドーナツコーヒーは以下の記事で紹介しています。
さて、いかがでしょうか。
英語であるという点を除いても日本の栄養成分表示とは結構違いがあると思います。
糖質は英語でなんという?
さて、まずは「糖質」を表す英単語です。
こればっかりは覚えないと、どうにもなりません。
結論を言うと
Carbohydrate(カァアボォゥハァイドゥレェィトゥ)
もしくは略して
Carb(カァアボォ)
が、糖質になります。
ちなみに()は発音です。
私はまったく英語はしゃべれませんので発音は優しい気持ちで雰囲気を感じてください。
スポンサーリンク
Carbohydrateは炭水化物では?
そうなんです。
実は、まず最初の段階から私は戸惑いました。
普通に「Carbohydrate」を翻訳すると「炭水化物」になるのですが、どうも英語では「炭水化物」と「糖質」はどちらも「Carbohydrate」で表すようです。
日本のように炭水化物と糖質を言葉としては区別していないのですね。
炭水化物と糖質の関係については、以下の記事で紹介しています。
さて、確かに「Carbohydrate」を英和辞書で引くと「炭水化物」と「糖質」の両方が意味として載っています。
実際に「糖質制限ダイエット」は、英語では「low carb diet」という表現が一般的に使われています。
日本でもロカボダイエットと言いますね。
ということで、
炭水化物≒糖質=Carbohydrate
です。
Sugarsは糖質ではないのか?
Sugars(シュガァス)は、「糖類」になります。
調べるまで、私は糖質は「Sugars」だと思っていました。
「Carbohydrate」が炭水化物だということは私も知っていたため、栄養成分表示の並び的に「Sugars」が糖質に該当しそうだったからです。
以下は、ネスレのキットカットの栄養成分表示です。
ただ、食物繊維だろうと思われる「Dietary Fibre」の数値を合わせても炭水化物の「Carbohydrate」には不足する点が疑問でした。
そのため調べてみると「Sugars」は「糖質」と訳されることもありますが、実際には「Sugars」は糖のことで、日本の栄養成分表示では「糖類」に該当します。
そして、前述のとおり、炭水化物と糖質が同じ英単語で表現されることを知りました。
なお、糖質と糖類の違いも前述の記事で紹介しています。
脂質は英語でなんという?
Fat(ファトゥ)
が脂質になります。
何か嫌な響きですね。太るみたいな。
実際には脂質よりも糖質が太る原因なのですが。
なお、英語の栄養成分表示では、Fatと一緒に大抵、Saturated(やSaturates)やTransが追記されています。
Saturated Fat(サァチャレェイティィドゥ)
は、飽和脂肪酸のことです。
Trans Fat(トランス)
は、トランス脂肪酸です。
さて、糖質と脂質が分かりました。
これで英語の栄養成分表示をすんなり読めるかというと、まだ疑問が残ります。
スポンサーリンク
英語の栄養成分表示(NUTRITION INFORMATION or FACTS)
まず、英語で栄養成分表示は、
NUTRITION INFORMATION(ニュゥートゥリィシャン インファメェィシャン)
もしくは
NUTRITION FACTS(ニュゥートゥリィシャン ファクトゥ)
と言います。
「NUTRITION(ニュゥートゥリィシャン)」は、栄養素と訳されます。
最初に提示した栄養成分表示を再掲します。
以下は、ネスレのキットカットの栄養成分表示です。
以下は、ベストフーズのリアルマヨネーズの栄養成分表示です。
以下はオールドエルパソのフラワートルティーヤの栄養成分表示です。
栄養素の項目自体は(糖質以外は)同じですが、日本の栄養成分表示とは微妙に異なります。
単位が「kJ」だったり、「%」が書いてあったり。
この辺が不安になる点です。
それでは違いを見ていきます。
エネルギー(Energy)とカロリー(Calories)の違い
基本的にエネルギーもカロリーも同じ意味で、単位が異なるだけです。
カロリー(cal)はエネルギーの単位の一つです。
エネルギーの単位には他にジュール(J)がありますが、日本では食品のエネルギーの単位を表すときにはカロリー(cal)を用いるのが一般的です。
しかし、世界的にはジュール(J)が一般的です。
ちなみに1カロリー = 4.184 Jになります。
通常のダイエットと異なり、糖質制限ではカロリーを制限する必要はありません。
従って、度が過ぎなければカロリーは気にする必要はありません。
割合表記(%)は何?
英語の栄養成分表示には割合(%)の表記があります。
これはアメリカの栄養成分表示の特徴の一つで、栄養素を「重さ」だけでなく「一日の必要量の何%」という「割合」で表示します。
注意事項としては、この海外の食品に表示されている割合は我々日本人の必要量ではないということです。
一日の摂取量の割合を英語では、
Daily Value(デイリーバリュー)
もしくは
Daily Intake(デイリーインテーク)
と言います。
日本の食品でも1日の1/2分の野菜が摂れるみたいな商品名がありますね。
それと同じイメージです。
そのため、いずれにしろ我々一般人は特に気にしなくて大丈夫です。
Serving per XXX は何?
Serving(サーヴィング) は、給仕(きゅうじ)をすること、一人前を意味します。
Per(パァー)は、~毎にです。
そのため、それぞれ
Serving Size(サイズ):1食分の分量
Amount per Serving(アマウントゥ):1食当りの栄養成分量
Serving per Package(パケッジ):パッケージに何食分入っているか
Serving per Container(コンテイナ):容器に何食分入っているか
を表しています。
100g単位だけでなく、1食分、1本分などの分量を示しています。
いかがでしょうか。
一度調べてみると大体分かるようになりますね。
これで英語の栄養成分表示も読めるようになり、(特に糖質制限中の)食品選択の幅が広がれば幸いです。
以下は補足です。
賞味期限は英語でなんという?
BEST IF USED(ベェストゥ イフ ユゥーストゥ):賞味期限
日付の前に使用すると最良という意味です。
BEST BEFORE(ベェストゥ ビィフォー):賞味期限
日付の前なら最良という意味です。
大体、この2種類のようです。
栄養成分表示一覧×英単語×発音×意味
栄養成分表示によく記載されている英単語を列挙しました。
()内は発音です。優しい気持ちで参考までにご覧ください。
- NUTRITION(ニュゥートゥリィシャン):栄養
- NUTRITION INFORMATION(インファメェィシャン):栄養成分表
- NUTRITION FACTS(ファクトゥ):栄養成分表
- Energy(エナァヂィ):エネルギー、カロリーと同義
- Calories(キャロリ):カロリー、エネルギーと同義
- Fat(ファトゥ):脂質
- Saturated Fat(サァチャレェイティィドゥ ファトゥ):飽和脂肪酸
- Cholesterol(カァレェスタァロォル):コレステロール
- Sodium(ソウディアム):ナトリウム ※食塩
- Carbohydrate(カァアボォゥハァイドゥレェィトゥ):炭水化物≒糖質
Carbと省略されることもあります。 - Sugars(シュガァス):糖類
- Dietary Fibre(ダァィアテェリィ ファィバァ):食物繊維
- Protein(プロォゥティィーン):プロテイン、たんぱく質
- Salt(ソォールトゥ):塩分
- Vitamin(ヴィトゥミィン):ビタミン
- Calcium(カァルシィアム):カルシウム
- Iron(アィアン):鉄分
- Zinc(ズィンク):亜鉛
おまけ:他言語の栄養素の表記
以下はネスレのキットカットのパッケージです。
いろいろな言語で並列表記がされています。
さすが世界のネスレですね。
私には何語か分かりませんが、ご参考まで。
ベストフーズのリアルマヨネーズ
栄養成分表示の例に使用したマヨネーズです。
日本のものとは違って、
ちょっと固めの白いマヨネーズで、酸味少なめでまろやかな味です。
元々、マヨネーズ自体が低糖質なのですが、こちらは何と糖質は0gです。
以下の記事で紹介している食パンを使って、
(ホット)タマゴサンドを作ると低糖質な食事が出来ます。
しかもおいしい。
このマヨネーズは何にでも合いますが、タマゴサンドは特に合います。
ちょっとお店の味っぽくなるタマゴサンドが簡単に作れます。
40代にもなると、たまにはこういうこともするんですよ。
糖質制限中におすすめです。
カルディ等でも430gのものを販売しています。
ちょっと瓶が大きいので場所を取りますけどね。
終わりに
あなたの参考になれば幸いです。
それでは、また。
関連記事です。
サプリメントやプロテイン、コスメ、オーガニックなど自然派志向の商品がお得に購入出来る「iHerb(アイハーブ)」のスマートな始め方です。
英語で栄養成分を読めれば安心です。
タウリン1000mgのサプリメントも個人輸入出来ますね。
糖質制限中に食べている食べ物一覧です。
おやつもあります。
スーパー糖質制限を続けるには自分の主食を見つける必要があります。
糖質制限をすると健康診断の結果がどうなるか紹介しています。
当時真面目に困っていた足裏の痛みも完治しました。
糖質制限にはデメリットもあります。
スタンダード糖質制限では「白米」も食べることが出来ます。
最後にお口のお手入れも気持ちよく行いたいです。